2009年10月9日金曜日

工夫?・・・・比べる力?

 今週は、月曜から水曜まで議会基本条例の市民向け資料作りで市役所にいた。時間と経費の関係で市内8000世帯に配布する資料を、手作りすることになったためである。
 そのとき、不思議な光景に出会った。

 若い市職員が、印刷室にある紙折り機を使おうとしていた。紙詰まりでうまくいかないようだった。機会の管理担当を呼んできてもうまくいかない。他の人を呼んできてうまくいった様だった。資料を印刷しながらそれを眺めていた。

 沢山の文書を三つ折にするのかと思っていたら、たった1枚のようだ。この間、30分以上を費やしている。紙は、機械で折るものと教えられていて、マニュアルどうりなのかもしれない。たった、一枚の文書を、手で折ったほうが効率も経費も掛からないことぐらい、わかりそうなものだと思ってしまった。

 役所の人事管理というほど大げさではないはずのことであると思う。各職場で、OJTとして日頃から教えられる。そして考えたり、工夫したり、比較したりすることがなされていないのかと感じた。

 これも、人員削減の影響なのかな?
 人材を人財に育て上げることが、目先の経費より市民の福祉向上のための仕事には役立つのではないか、優先させるべき一つではないかと感じた一日だった。

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