2007年8月4日土曜日

第42回気仙地区議会議員協議会総会開かれる



 恒例の気仙地区議会議員協議会が開かれた。今年で42回を数えるこの会は長い歴史を重ねている。例年より一月ほど早い開催となったが、今年は9月に住田町で町議会議員の選挙があるからとのことであった。この会は、旧気仙郡の市町村(当初は2市2町)で構成され、市町村の枠を超えた様々な要望活動と議員の交流親睦を図ることを目的に開催されている。

 私は、今回で9回目の参加となるがその内容も少しづつ変わってきている。最初のうちは、総会においてそれぞれの市町が持つ課題解決に向け、地域内で岩手県へ重点的に要望する事項の決定と、その実行方法を話し合う時間を持ち、その後議員相互の交流と親睦を図る行事が開催されていたが、近年は、総会において課題解決にむけての要望事項等の決定という総会行事と、県の出先機関の公所長との意見交換や、講師を招いての研修会、そして交流会と内容が時代の要請に合わせて移り変わってきている。

 今回は、総会のあと岩手県の医師確保対策の現状や、本地域の農林水産業の現状と課題、今後の振興策について岩手県の高前田農林水産部長、尾形医師確保対策室長を講師に招き研修会を行った。

 構成する3つの市町はそれぞれのまちづくりをしており、ひとつの方向に向かうのは早急にはできないかもしれないが、今後は地域間連携についても議員協議会の議題としても良いのではないかと感じている。

写真上:総会提出案件の提案説明をする本市の伊藤副議長

   下:研修会の様子(高前田岩手県農林水産部長)

2007年8月2日木曜日

この夏は、太平世が一望できる海のすぐ脇にある温泉へ



 おはようございます。岩手も昨日梅雨明けしました。待ちに待った、夏到来といった晴天が続いています。陸前高田の観光といえば、年間80万人以上の海水浴客が訪れる、高田松原(近いうちに紹介します。)ですが、夏の一時期の観光となっていました。今日は、年中利用でき、海水浴場も素敵な広田半島にある天然温泉「黒崎仙峡温泉」をご紹介します。
 施設は、市が整備したもので、太平洋に突き出た広田半島の先端にある保養施設です。宿泊施設はなく、日帰りの入浴・休憩施設となっています。国立公園のど真ん中、海のすぐ脇に立つ施設です。
 写真を見てもわかるようなロケーションにあります。お風呂からは、太平洋が一望できます。天気のいい日はもちろんですが、穴場は海が荒れた日です。お風呂まで大波が飛び込んでくるような迫力があります。
 この夏、陸前高田へおいでの際は、是非、「黒崎仙峡温泉」へおいでください。泉質はナトリウム・カリウム塩化物泉です。なめるとちょっとしょっぱいですよ。体がぽかぽか湯冷めしにくいですよ。入浴中も、汗が噴出すほどです。
 夏の陸前高田から魅力を感じてくれたらと思います。
写真上は:黒崎温泉全景(入りませんでした)
   下は:お風呂からの眺めです。(海は太平洋です)

2007年8月1日水曜日

参議院議員選挙が終わった

 有権者の皆さんの現在の安部政権に対する答えは「NO」であった。大変に大きな差のついた答えであった。

 私は、小沢一郎イズムの真っ只中にあるものとして、今回の参議院選挙に加えていただいた。岩手県南を選挙カーに乗って街宣活動もさせていただいた。自分の選挙区以外の市町村でマイクを握り、街頭演説もさせていただいた。多くの皆さんが、隣の市とはいえ見ず知らずのものの街頭演説を熱心に聴いていただいた。本当にありがたかった。

 街頭で、私が訴えたものは、小沢先生が常日頃から言っておられる、「政治とは暮らしである」とのことを訴えさせてもらった。政治とはそこに暮らす人たちの暮らしが、生活が良くなることをすることであり、政治家だけのものではないということを、自分なりに話させていただいた。大変多くの方が、時にはうなずきながら、熱心に聴いていただいたことに感謝したい。



 今回の選挙結果がもたらしたもの、それは私たち民主党に関わるものからすると大変喜ばしいことではあるが、選挙後の安部総理のことばに多くの人が政治不信に陥ったのではないかと感じている。

 「反省すべき点は反省し」と言葉を使うが、何を反省しなければならないか、何が問題であったのかを語ることもなく、続投だけをアピールしている。ご自身が党首討論で話された「小沢さんが総理にふさわしいか私がふさわしいかの選択する選挙」とまでいっておいて、現在の対応はどうだろう。これでは、政治家がもつ言葉の重みをまるで考えていない、その場しのぎの話にしかならないのではないか。これでは、国民に示しがつかないばかりか、子供たちの教育にも問題大有りではないだろか。一国の総理として、言葉の重さを重々考えるべきではないかと強く思っている。「美しい国づくり」とは虚言で飾った国づくりなのだろうかとさせ感じる。



 当選をされた先生方には、参議院選挙で、国民が示したものをきちんと理解し、国民生活が少しでも良くなるよう国政を進めていただ着たいと願っています。私たち、地方議員も他山の石とはせず、市民の生活・福祉の向上、そして地域力アップのために、頑張りたいと思う。