2009年12月31日木曜日

一年を振り返って№2

いよいよ、年の瀬も年の瀬、テレビでは紅白歌合戦を放送しています。2009年も残り2時間半になりました。
今日は、一年を振り返る余裕が無いまま、この時間を迎えています。
氏神様、自宅の神棚飾りなど、先人に、八百万の神様に感謝しながら年取りの準備でした。

さて、今年は議会基本条例の制定作業をさせて頂きました。その課程において様々な人たちに色々なことを学ばせて頂いた一年でした。
ありがとうございます。

来年は、議会においてどのようにしたら政策提言を具現化できるかを探りたいと考えています。手段として、政策法務を学びたいと。
そして、何をどのように具現化する課題を抽出するかは、今年よりもう一歩、市民の皆さん中に入って行きたいと思います。

2009年に感謝。

来る、2010年に希望を託し、一年を締めくくりたいと思います。

皆様に、幸多き新年になりますように。


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2009年12月30日水曜日

一年を振り返って№1

一昨日の仕事納めに、岩手県庁での研修生時代にお世話になった方から1通のメールが届いた。
表題は、「皆様良いお年をお迎えください。」だった。

そのときの研修生で先輩と同じ係りにいた仲間に向けてのメールだったが、私は、課は同じだが別の係りだった。大変にありがたかった。

内容は、「 研修生だった皆さんには、幾年過ぎて後も大変お世話になりました。県も市も激動
の地方の時代に突入しております。
 互いにベストを尽くして頑張りましょう。
 時節柄ご自愛ください。

~つながり ともに つくる~」

である。

今年も、多くの仲間に支えられた一年であった。
30年来の友人から、今年、また同じ釜の飯を食べた仲間も出来た。

本当に、人に助けられた一年であった。


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2009年12月24日木曜日

先例集

議会には、会議規則とともに重要なものとして「議会先例集」がある。
これまで、様々な話し合いにより決められてきた事項を整理し、どんな対応をしてきたかが明記されている。議会を運営する際の基準の一つになっている。

長く努める議員さんが少なくなった現在の議会では、様々な変遷を理解するために貴重な資料である。この、先例集も、5年前により詳しくしようと整理編纂された。
各議員に、毎年改正されることから、配布されている。

なぜ現行の制度になったかなどをみるときや、法律や条令、規則に定められていないことだが、皆で合意した事項なども記載されている。

私が議員になって10年であるが、最初の1期目に会派制度が正式に施行されるなど様々な変化が有った。現在は1期・2期の議員さんを合わせると11名である。過半数を超えている。

現在の制度がどうして出来たかを、たまには、この先例集を紐解いてみることによって理解できると感じている。新しい制度を作る際も、現在の先例を変えるときも、どうしてその制度が出来たか、どんな変遷を経てきたのかを理解した上で発言したほうが、みんなの理解を得やすいのではと感じている。




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議会基本条例とともに、議会先例集も議会へ参画するもののバイブルである。

議会基本条例

12月定例会の最終日である17日に、1年間かけて準備してきた議会基本条例が成立した。
残念ながら全会一致とは行かなかった。
様々な考えが20人の議員にはあるということを、感じた瞬間でもあった。

これからは、議会や、市民と議会の関係などを規定したこの条例を時せずに紐解き、議員としての原点・バイブルにしたいと思っている。

この条例制定に携わることができたことに、良かったと感じている。

あとは、自分の活動によって条例に魂をこめて行きたい。






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2009年12月16日水曜日

前提にあるもの

昨日、議会基本条例調査特別委員会が開催された。
議会基本条例の議員発議に向け、最終の委員会となった。
参考人として、県立大学の齋藤教授をお招きしての参考人質疑を中心にした委員会となった。
結果として、明日の定例会最終日に委員会発議をすることとなった。

基本条例を作っていく課程において、様々なことを感じた。
人それぞれに、考える・話す前提が異なっていると言う点である。
議会に対する考え方や思いは、異なって当然だと感じている。

しかし、法律をはじめ様々な制度の上に成り立った議論が本当に出来たか、という点である。

自治法、議会規則、前例集など前提要件となるのもが沢山ある、一人ひとりの思い込みではなく、もう一度前段にあるもの、前提用件を考えながら、そして確認し、調べることも必要だと感じる。

特に、様々な解説書や文献が議会には整っている。ひとから聞くばかりではなく、自分で調べることが大切だと感じている。人によっては、話す前提が異なっていることも多々あるからである。

私は、市役所に入って上司から、先輩からそのことを教えられた。今になっても役立っていると思っている。





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2009年12月14日月曜日

地方主権と地方議員

鳩山内閣の一丁目1番地に地方主権、地方分権が位置づけられている。
前ニセコ町長の逢坂衆議院議員が総理特別補佐官となってその議論を進めることになった。大いに期待しているところです。

ただ、私達地方議員や市町村がついていけるかが大きな課題ではないかと思う。
まだまだ、議員は名誉職、議会は当局の追認機関と思っている方々が議会には多いと感じる。

また、市町村は行財政改革と言うな名の下に、目に見える成果として人員の削減に闇雲に走った感がある。その結果、余裕が無い、OJTすらまともに出来ないなど、個々の能力・ポテンシャルはあるのに、それを発揮するような組織としての取り組みがなされていない。

行政は計画づくりがうまいと言われるが・・・・・・・・・????????である。
形として作るのがうまいだけであり、実際にどう機能させるかといった点については?????なのである。

脱線してしまったが、地方分権・地方主権を確立するには、我々議員の考え方、議員とは議会とは何かをもう一度考える時期に来ていると感じている。

毎朝、逢坂誠二衆議院議員のメルマガが届くのが楽しみである。
連日、早朝からの活動と、メルマガの出費津に敬服です。



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2009年12月12日土曜日

守るだけでなく

12月定例会の実質的な審議が昨日で終了した。
あとは、議会基本条例の審議である。

そんな、12月定例会であったが、様々なことを感じた。
質疑を通して、疑問点を投げかけると、議論をしようというのではなく、単に守ろう、提出したものをそのままの形で通そうと言うことに固執しているように感じた。

何も、嫌がらせをしているのではない。難癖をつけているのでもない。
疑問に感じたこと、市民にとってどうしたら理解されやすいかなどを考えて、質疑という形で議論をさせて頂いているが、なにかちぐはぐである。

ある方からは、「相手に、逃げ場を作っておいて質疑をしろ。」と言われました。
窮鼠猫を噛むになるぞと。

お互いに、立場を尊重しながらの議論は前提であると思っている。今、ここで修正しろといっているつもりは無い。行政側の考えと、市民サイドの捉え方では違いがある。どのようにその差を縮めるのかが議会の議論であると思っている。「今後、修正をも視野に入れての検討」など対処はいくらでもあると思う。

そして、感じたことは担当者は「実態は分かっている。市民のところまで目は行っている。」しかし、自分の仕事に係わる部分だけで、もう少し俯瞰したり、首を左右に振ってみることが必要ではないだろうか。

昨日も書いたが、私自身の質問力を高める努力が真っ先にあることは前提であるが。





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2009年12月10日木曜日

質問力

12月定例会も始まり、一般質問の真っ最中だ。
私も、初日の2番目として登壇し、質問を行った。今回痛感したのは、自分の質問力の無さである。
再質問となる一問一答方式での質問の際、出来るだけ行政マンではなく、行政の長である市長からの答弁を引き出し、陸前高田の将来像を議論したいと思っていたが、出来なかった。
出来なかったばかりではなく、市長は答弁すらしなかった。ほとんど企画部長の答弁となった。

ただ、残念だったのは、このまちの将来像をどうのように考えているかとの問いかけに、市長は答えず、企画部長が、「市民の皆さんと一緒に考える。現在は、課題・問題点を洗い出しているところだ。」との答弁に終始した点である。
課題や問題点は、目標とした姿と現状を比較して導き出されるものであると考えている。であれば、目標の姿は自ずからあるのではないかと思える。

また、市長が協働との考え方を箕のに、自分のまちづくりの方向性を打ち出せないとは、何故なのかと疑問が大きくなるばかりである。

しかし、引き出せなかったのは私の質問力の無さだある。3月議会までに質問力を磨くようにしなければならない。



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2009年12月3日木曜日

遅れぬように、進まぬように

 地方主権が鳩山内閣の一丁目1番地と言われている。地方政治に携わっている私や、市町村職員にとってはまちに待った時代が来たと感じているのではないか。地方分権一括法の施行から10年、ようやくの思いがする。この間、私も自治体学会や様々な市町村の職員、県職員、学者の先生、地方議員と様々な議論を重ねてきた。まさに、トレーニング期間だったと思っている。

 ただ、それが普通だと思っていたらそうではないらしい。
 高速交通体系から取り残され、県庁所在地からも2時間かかり、職員の交流も少ないある某県某市ではそうじゃないみたいだ。かねての機関委任事務中心の行政マンが多いらしい。市民から新しいことを提案されても、県内の状況をみましてとか、まだ行っているところが少ないのでとか、国・県の動向をみましてからという言葉が、すぐでてくるのを見聞きすると、周りを見ながら、出る杭にならぬよう、「遅れぬように、進まぬように。」がいまだに行政運営の基本となっているようだ。

 自分だけがよその国に来たのか、はたまた、浦島太郎となっているのか、これまでの10年が夢だったのかと感じている。


 一般質問の原稿を書きながら、情報過疎にだけはならないようになりたい。決して、時代の先端を行かなくても、自分なりに考え、工夫の出来るように今後も学んでいかなければならないと感じたひと時でした。

 

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2009年12月2日水曜日

市政懇談会


 地元の小友地区で、市主催の市政懇談会が行われた。
 参加者は、地元の市職員を除くと、20名ちょっとの参加者だった。市民の皆さんの関心が少ないのか、周知の方法や設定日時に問題があるのか。特に、女性の参加は2名だったようだ。ほぼ1割の人数です。女性が出席できる日程の設定も、また必要と感じている。
 そんな中、感じたことが有った。当局側の参加者である。事前に地域から寄せられた質問に答える体制で臨んでいた。その中に、総務部長の姿が見えなかった。通告された質問以外のものも受け付ける進行のスタイルだったので、案の定、総務部長所管のものも質問があった。担当がいないのでその場しのぎの答えだったように感じている。やはり、部長職は全員顔を揃えたほうが市民との対話には必要な感じを受けた。
 もう一つ感じたことは、「役所語」と「市民語」の違いがあったように感じている。同じ言葉なのだけど、それぞれに捉え方が違う、これは、行政運営上大きな問題である。利害関係が一致するのであれば良いが、実際はその逆が多いのではないかと感じている。今日も、まさにそのような結果になったと私は感じた。
 協働のまちづくりを進めたい行政としては、この「役所語」と「市民語」の言葉の意味を同義語としなければならいのではないだろうか。



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2009年12月1日火曜日

人のつながりに




 11月29日に、東京都港区高輪のグランドプリンスホテル高輪において、24回目の在京陸前高田人会主催のふるさとの集いが開催された。
 5年ぶりの参加となったふるさとの集いです。議会の中には、議員が行くことに何の意味も見出せないととの意見を持つ方々もいるようだが、私はそう思わない。
 今回も、人生の大先輩が多く参加されていました。出身を話したり親戚と同級生だと言われたり、お世話になっている方々のご兄弟だったりと、様々な人のつながりとご縁に接してきました。
 東京で頑張っている皆さんから、ふるさとのことを熱く思っている気持ちを伝えられ、この陸前高田を持続させなくては。皆が胸を張ってふるさとだと言えるまちづくりをしなくてはとの思いを新たにしたところです。
 また、様々な情報も頂戴いたしました。本当に人のつながりの大切さを感じた時間でした。
 ふるさと大使を引き受けて頂いている、プリンスホテルの潘総料理長とも旧交を暖めることが出来ました。
 在京人会の益々の発展と、諸先輩のご活躍を願いながら、来年は個人的に参加しようと思っています。本当にに貴重な会だと改めて、議会でも主張したいと思います。



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2009年11月23日月曜日

事業仕分けの報道をとおして

 事業仕分けが行われて、国民の注目を集めている。
 この事業仕分けの基本は、採算性が取れるかと言う点に尽きているのではないかと感じている。
 事業仕分けそのものは、良いことであり、様々な点を明らかにしながらこの国をどうのような方向に持っていくかだと感じている。マスコミは、只重箱の隅を一生懸命つついたり、ポピュリズムに陥っているんのでは無いだろうかと感じている。売れればいいのか、視聴率を取れればいいのかと感じてしまう。
 この国が行く方向は何か、どのような国になるべきかとの議論を醸し出すようなマスコミであって欲しいと思う。

 また、この事業仕分けは報道を見る限り、都市対地方の議論とも思える。人口が多い都市にはかなわないが、日本の国は都市だけで成り立っているのではないことをもっとわかって欲しい。
 そして、財政が厳しいから投資まではお金がまわらないとの論議もわからないわけではないが、将来への投資も必要であることを理解して欲しいと思う。
 独立行政法人が全て悪いような報道も垣間見れる。天下りの法人が多いこともわかるが、全てを同じレベルで論じるのはいかがかと思う。特に、大学や研究開発を行っているところまで、採算性を物差しにするのはどうかと考える。

 ぜひ、この国が持続できる国にする議論を中心に行って欲しい。特に国会議員は、支持率だけを考えずに、国政を担うと言うことをもう一度考えて頂きたい。今を、そして将来の日本を背負っていることを。



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2009年11月21日土曜日

朋亦楽を実感


「朋あり遠方より来る、また楽しからずや」、論語の一説です。
長かったようであり、短かった市町村アカデミーでの研修。その、寮の名前が「亦楽寮」です。
人生の最高の楽しみの一つは、仲のよい友人とともに酒をくみかわし、歓談することであるという、孔子の人間味のある喜びを表す言葉であり、私達研修生にも同じ思いになってもらえればとの願いからつけられたそうです。
今回の研修は、地域も年代も異なる35人の市町村議会議員の研修でした。様々な体験を語り合い、研修や演習を通して議論をし、本当に仲間になりました。またの再開を約束しての別れとなりました。

今回の研修では、様々な知識やスキルとともに、もっと大切な仲間と言うネットワークを作ることが出来たことが最大の研修成果だと感じています。

今、自宅に帰って一日過ごし、研修に参加することの意義を改めて感じています。
研修の仲間、そして講師の先生方はもちろんですが、お世話いただいた鈴木教授、丹内さんありがとうございました。

写真は、最後の研修です。「地方議員の役割と使命」という、千葉大法科大学院の鈴木先生の授業開始前です。


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2009年11月18日水曜日

研修も佳境に入ってきました



 市町村アカデミーの研修も佳境に入ってきました。講義に加え、グループ討議が始まり、政策立案の実務作業です。
 グループのメンバー5人で、テーマに沿って自分たちでサブテーマを考え、具体的な政策につなげるプロセスです。
 今日は、9時半まで議論をし、一応の形をしたところで、ラウンジにところを代え少しアルコールを加え、10時半まで様々な議論と意見交換をしました。
 このようなかたちでのネットワーク作り、そして情報交換が後々役に立つし、自分の幅を広げてくれます。
明日も、結構ハードな一日となりそうです。朝から、研修が始まる前に提出する討議日誌も作成しなくてはいけないので、今夜はこの辺で。


名札と、昨日の討議日誌です。






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2009年11月17日火曜日

市町村アカデミーに来てました


昨日から、千葉市幕張にある市町村職員中央研修所(通称市町村アカデミー)に来ています。
4日間の缶詰研修です。月曜日に入所のオリエンテーションと開講式があったので、月曜から金曜までの4泊5日になります。
市町村議会議員向けの議員政策講座です。全国から35名の議員さんが集まっています。講義とグループ討議、演習、発表と盛りだくさんです。
全国の議員さんと話をして、様々なことを吸収させて頂いています。
まずは、途中経過を。
そうそう、この施設は朝の6時半から8時までしか外出できません。夜は、結構グループ討議があり、消灯も10時ですから無理なんだけどね。

今週は、職員研修とあわせて270名を越える研修生です。陸前高田市も、もっと積極的に利用すべきだと感じています。井の中の蛙にならないためにも。

写真は、入校式です。




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2009年11月12日木曜日

考え方・捉え方 東京財団研修



 一昨日、会派研修として東京財団を訪問した。
 議会基本条例について、より深い理解をし素案の修正と制定後の運用について研究するためであった。
 東京財団からは、地方議会改革プロジェクトのメンバーである福嶋上席研究員、中尾研究員のお二方をはじめ地域再生研究プロジェクトのメンバーなど6名の方々が参加してくれた。
 今、素案を発表し検討を重ねている本市の議会基本条例について財団の研究員からかなり厳しい意見と、策定に当たっての考え方について質問された。
 福嶋先生、中尾先生からは、議会基本条例のあり方について、議会とはなにか、地方議会の法的位置づけからみるべきであるとの指摘を頂いた。
 私たちは、議会としてどうあるべきか、議員としてどうあることが市民の負託にこたえることになるかといった観点から様々検討してきた。
 出発点から、大きな視点の違いがあった。ただ、今、本市議会で行っていて自分たちが当たり前と思っていたことが大切なことがかなりあることから条例に盛り込むべきではないか。今、行っていることを全てもう一度洗い出してみることも大切ではとのサジェスチョンも頂いた。
 有意義な時間であり、更に勉強をしなければとの思いに立った研修であった。今後も、様々な交流をしていただけることになった。大きなチャネルを得ることができた一日でも会った。


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2009年11月9日月曜日

学校規模適正化

 今、陸前高田市では小中学校の学校規模適正化について検討がなされている。出口の見えない議論になっているような気がする。
 そんな中、昨日、友人からこんな話を聞かせていただいた。
 小学校から剣道を続けてきた子が、中学校には剣道部がなく、他の部に所属することになった。しかし、小さいときから続けてきた剣道に自分なりのけじめをつけようと、最後の大会にしたいとこの秋の大会に出場し、見事県大会行きを決めた。
 その子が、練習環境が無いことから市内の剣道部のある学校に、週に何度か練習を一緒にさせて頂いていた。県大会前のスポーツ少年団を対象とした大会が日曜にあって、その子は決勝戦まで勝ち上がった。当然力がある子だからだと思う。しかし、決勝戦は、合同練習をさせてもらっている学校の子に負けてしまった。悔しくて泣いていたら、その相手の子が駆け寄ってきて話をしているうちに、笑顔になった。本当に素敵な光景に出会えたとの話だった。
 素敵な話である。ただ、学校教育と言った観点から考えると、このこのように小さいときから行ってきたものを、続けることができる環境、色々なこと(部活動を含めて)を選択できる環境を整えることが大切ではないかと考えている。
 幸い、この子は家族に支えられて、剣道と部活動を両立させてきた。今週末、この子にとっては中学生活での剣道に一区切りをつける県大会だそうである。是非、頑張って欲しい。


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2009年11月6日金曜日

地方自治体の役割って


地方自治体の役割って何だろう。地方自治法には、キチンと定義されているけど、一言で言ったらどうだろうと思うことがある。職員に一度問いかけてみようかなと思っている。
昨日、陸前高田市の発展に永年貢献されて頂いた方々に対する表彰式があった。9人の方が受賞された。自治功労、産業、教育、治安と言った分野で貢献された方だ。
市勢功労表彰式で、ひとつの答えらしきものが見つかったように感じた。
表彰された方々が、長い方では40年以上にわたってその職責を担って頂いた。皆さん、多年にわたってとの言葉がついていた。

地方自治体の仕事とは、「より多くの人が、永年にわたって住み続けることができるまちをつくること。」ではないかと感じた一日となった。

市勢功労者表彰を受賞された皆さんに、重ねてお祝いを申し上げます。

そして、その先輩たちに負けないよう努力してゆきたい。


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2009年11月5日木曜日

試行錯誤


市政報告会を各コミュニティ単位に開催している。昨日の今泉地区で5箇所目となった。11地区なので折り返しである。

開催に当たって、試行錯誤の連続である。進める主担当の議員の考え方。各議員の役割分担。公平性など。
また、地域ごとに課題が異なっていたりなど、毎日が本当に試行錯誤である。

でも、市当局が行うような市政懇談会を真似るつもりは無い。型にはまらず、自然体で、かつ柔軟に対応したいと思っている。

参加する会派の仲間には迷惑かもしれないけど。

今夜も、明日も続く。集まってくれる市民の顔をみるとホッとするとともに、責任感も湧いて来る。

そして、我々の力量も試されている。




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2009年11月4日水曜日

岩手県立大学公共政策フォーラムに参加して


10月31日に、盛岡市の自治会館で県立大学の公共政策フォーラムが開催された。
「地方分権時代における市町村のあり方を考える」とのテーマで行われた。10年に及んだ市町村合併が一段落し、今後の市町村のあり方を考えるとの内容であった。

市町村連携と協働がこれからのテーマであるとのことであった。

しかし、パネルディスカッションで気になったことが有った。行政の協働のパートナーとしてNPOがあげられている。もう一方の協働の相手方として「住民・町内会・自治組織」があるが、あるパネリストから「NPOは好きなことに好きなように関わる。」と受け取れる趣旨の発言が有った。協働の一つとしての形態であるとは感じるが、住民はそこで暮らし、いやなことでも避けられないのである。そのことも、理解して欲しいと感じた。

行政の存在意義は、「継続して生活できる環境を、永続していくことである。」と私は考えている。

この地域で、より多くの人が生活をし、孫子の代まで永続して暮らしてゆけることを目指して、行政に関わりたい。

議会基本条例フォーラム終わる

11月2日に開催した陸前高田市議会基本条例フォーラムには、岩手・宮城両県の市町村議会議員をはじめ120名を越える多くの皆様に参加いただき、主催者の一人として御礼申し上げます。
フォーラムは、法政大学法学部の廣瀬克哉教授の基調講演、岩手県立大学総合政策学部の齋藤俊明教授のコーディネートにより、廣瀬教授、奥州市の佐藤邦夫市議、そして私がパネラーになってパネルディスカッションを行いました。
会場からの質問も多くあり、有意義で成果の大きかったフォーラムだったと感じています。
今後は、今回の成果を受け議会基本条例をより良きものにする努力を行いたいと思います。
参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

2009年10月30日金曜日

初心に帰って

 来月の17日から市町村職員中央研修所(市町村アカデミー)の研修に参加する。政策立案の研修で、月曜の午後に入寮オリエンテーションがあり、金曜まで缶詰になる。
 研修を受講する際の、なぜ受講を希望したか、何を期待するか、研修を今後の活動にどのように生かそうとしているかなど、事前レポートを書いていると研修に臨む心構えを改めて感じたところだ。
 昔は、研修に当たって様々感じたものである。今回、久々にこのような研修を受講することになり、色々な意味で初心に帰ることができている。
 いつもの風景、いつもの時間とは違ったことに触れることが大切であると感じた瞬間でもある。

2009年10月28日水曜日

議会基本条例ファーラムを開催します




 今、私の所属している陸前高田市議会では、議会基本条例の制定に向け取り組んでいる。市内全世帯に「議会基本条例だより」を配布して、条例の素案とポイントやキーワードを示して市民の皆さんから意見を頂いている。
 市民の皆さんと話をすると、「目を通したけどわかりにくいとか、なんか身近じゃない。」と言う声を聞きます。
 市民と議会が、より近いものとなるように努力していくことを念頭においた、条例となっています。
 キーワードは、「公平性」・「透明性」です。

 11月2日(月)午後1時30分から、陸前高田市高田町のキャピタルホテル1000において、議会基本条例フォーラムを開きます。大勢の方に参加いただければと思っています。
 市民の皆さんにより多く参加いただければと思っています。
 お叱りも頂いています。「なぜ、平日の日中に開催するの。仕事で参加できない。」、講師やパネラー等の関係もあって平日開催となりました。申し訳ありません。
 議会基本条例調査特別委員会委員長として、また、素案作成からかかわってきたものとして、実のある条例にしたいと思います。


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2009年10月26日月曜日

広田半島大漁祭り


 晴天に恵まれた25日の日曜日に、広田漁港を会場に漁協主催の大漁祭りが行われた。
 大勢の買い物客が広田に集まってくれた。恒例となっている金ヶ崎町の関東自動車の皆さんも大型バスを連ねて今年も来場してくれた。ありがたいことである。
 地域イベントとして、陸前高田の水産物を理解して頂く催しとして大きな成果をあげているものと感じている。
 これを機に、陸前高田の水産物の生産拡大と漁業の振興に一層の力が生まれればと思っている。

市政報告会二日目


 市政報告会の2回目を、米崎町で開催した。この日も、仕事を終えゆっくりしたい時間帯なのに30名近い皆さんに集まっていただいた。

 意見交換では、事業を行う際の順番はどうつけるのか。漁港の維持管理についての要望や、出来てから40年以上経つ、津波防潮堤の強度の問題など様々な意見交換を行ったところである。

 事業の進め方については、市の財源から補助金や起債可能なものから優先して行っているのが現状であること。

 同じような理由から、維持管理費用の捻出が困難なことから、維持管理業務に手がまわっていないことを説明した。

 説明しながらも、事業選定の際の優先順位の基準を明確にすること。維持管理のしかた、施設利用に対する市民へ考え方も、もう一度どうあればよいかを考えることなどを様々な角度から検討すべき時期であると感じた。

 今晩は、広田町での開催である。多くの皆さんの参加を望む。

2009年10月21日水曜日

市政報告会始まる




 昨年、陸前高田市をせんたくする議員の会として市内の11地区を廻った時に、これからもこのような機会を是非設けて欲しいと言われ、約束をしてきました。


 今回は、市議会の会派の活動として、私が所属する新星会と、様々な勉強会を一緒に行ってきた新志会と合同の市政報告会である。


 20年度決算審議を終えてと題して、本市の財政状況と、市政課題について市民の皆さんと膝を交えて語り合うと言う趣旨で行うこととした。


 第一回目として19日の夜、矢作多目的研修センターで開催した。地域の方々多く参加して頂き、有意義な会となった。


 今後は23日に米崎町沼田公民館、27日に広田地区コミュニティセンターなど、市内11地区を予定している。


 日程は、福田利喜のホームページに掲載予定です。


21回目の全国太鼓フェスティバル無事終わる




 今年で21回目を迎えた全国太鼓フェスティバルも、10月18日の日曜日に開催され、無事終えることが出来た。


 今年は、宣伝設営部の役員をおおせつかったが、なかなか入場手形の販売が思うように伸びず苦労した年だった。


 新型インフルエンザ、不況、隣町での立て続けのイベント開催と様々な事情があったが、何で売れないのかと頭を悩ますことが多かった。


 宣伝の仕方も、これまでのすぐ売り切れるといった上から目線ではなく、いいものを開催している。全国でトップの舞台であることをより多くの人に知ってもらうことを意識して、近隣のケーブルテレビさんにも協力してもらうなど、新たな試みも行った。


 当日は、残念ながら少しお客さんは少なかったが、舞台で繰り広げられる伝統太鼓、創作太鼓のすばらしさに改めて感動した一日となった。


 スタッフが足りない中頑張ってくれた実行委員に感謝。

2009年10月15日木曜日

岩手沿岸南部広域環境組合議会







10月15日に、岩手沿岸南部環境組合議会の視察を行った。
同じように、DBO方式で建設・運用を行い、処理方法もシャフト式ガス化溶融炉方式を採用している姫路市を視察してきた。沿岸南部環境組合より1年早く稼動する予定となっており、今年の11月から償却燃焼実験を始めるということで、急ピッチで最後の工事が行われていた。
今回は、実際の建設工事と、運用方法についての視察となった。運用が15年を越す長い期間を一括して契約を結ぶため、物価変動等によって委託費をどのように改定しようとしているかを中心としての意見交換となった。
 また、沿岸南部議会で議員発議した、最終ひ灰の処理について伺うことができた。ひ灰は最終処分場に埋設することなく、大阪府で一括処理することとしており、工場より船積みして、大阪府指定の場所へ運ぶことになっているとのことであった。
 やはり、運用までにひ灰の山元還元については、もう一度構成市町村で協議の必要を感じた視察となった。

2009年10月14日水曜日

台風一過の運動会



 台風一過の10月11日、体育の日には一日早いが恒例の町内対抗の運動会が開催された。
 一昔前までは、市内のすべての地域で行われ、さらには市内大会まで開催された時期があったが、今は往時の面影もない。
 参加者が年々少なくなっている。子供が少なく、中学生の年代に小学生が端いている地区も多く見受けられた。
少子高齢化に加え、職場の不足、商店などもこの日にあわせて休みにしていたところがほとんどだったが、今は、シフトや様々な事情から仕事としているところも多くなった。
 地域のコミュニティを作るうえで、非常に大きな役割を果たしてきたこのような地域行事も年々続けるのが難しくなってきている。
 このような時期だからこそ、また、地域に活力を与える上からも、地域行事を継続する努力をしなければならないと思う。

台風が残したもの








 全国に様々な爪あとを残した台風18号も、過ぎ去った。
 予測された進路の真っ只中に、陸前高田市もあった。
 被害は、ビニールハウスや稲刈りをしてハセ掛けをして乾かしていた稲のハセが倒れたところが少し見受けられた。風による、倒木や、作業小屋の被害がほとんどであったが、それほど大きなものはなかった。
 あとは、収穫期を迎えていたリンゴが打撃を受けた。
 自然の恵みである農作物に、自然の脅威が襲い掛かる、それが自然というものであるということは分かっていても、心が痛む。
 予想の時間より早くから東風が強かった。雨はさほどでもなく、気仙川や市内の中小河川の水位も上がらなかった。台風の通過予定時間には、雨も風も収まってほっとした。
 しかし、満潮と台風の気圧による高潮が発生し、古川沼は満水を越し、高田松原に浸水した。これで、雨が降っていたら市内は水害に襲われていたに違いない。




 人間が、過去の数値をもって予測・シュミレーションして治水対策をしても、現在の自然はいとも簡単にそれを越えてしまう。いたちごっこになるのかもしれないが、治水対策とあわせ、ソフト面での防災対策が重要になっていると感じた台風であった。
 また、行政の災害に対するあり方も、今一度根底から考え直す時期に来ていると感じることが多かった一日である。




 余談になるが、なぜネットやモバイルカメラを使おうという発想にならないのだろうかと感じてしまう。

2009年10月9日金曜日

工夫?・・・・比べる力?

 今週は、月曜から水曜まで議会基本条例の市民向け資料作りで市役所にいた。時間と経費の関係で市内8000世帯に配布する資料を、手作りすることになったためである。
 そのとき、不思議な光景に出会った。

 若い市職員が、印刷室にある紙折り機を使おうとしていた。紙詰まりでうまくいかないようだった。機会の管理担当を呼んできてもうまくいかない。他の人を呼んできてうまくいった様だった。資料を印刷しながらそれを眺めていた。

 沢山の文書を三つ折にするのかと思っていたら、たった1枚のようだ。この間、30分以上を費やしている。紙は、機械で折るものと教えられていて、マニュアルどうりなのかもしれない。たった、一枚の文書を、手で折ったほうが効率も経費も掛からないことぐらい、わかりそうなものだと思ってしまった。

 役所の人事管理というほど大げさではないはずのことであると思う。各職場で、OJTとして日頃から教えられる。そして考えたり、工夫したり、比較したりすることがなされていないのかと感じた。

 これも、人員削減の影響なのかな?
 人材を人財に育て上げることが、目先の経費より市民の福祉向上のための仕事には役立つのではないか、優先させるべき一つではないかと感じた一日だった。

2009年9月27日日曜日

どうしたら


どうしたら、まちは活性化するか?

そのためのノウハウを教えられてきた。

教えてくれたのは、大船渡市の碁石海岸で東京から移り住み喫茶店「h.イマジン」を経営している富山さんである。

いいアイデアでも、具体的な提案書を書かないとだめだよ。

提案書のどこがだめで、どこが出来ないのか、その理由を文書で書いてもらう。

その出来ない理由をどうしたら克服できるかを、だんだんブレイクダウンして実行できる糸口を見つけることだと。


また、提案書のアイディアの全体を見て、出来ないと言う発想ではなく、どこからなら出来るか。どこが利用できるかに視線を当てられるかも、実現に向けた心構えではないかと感じた。


役所は、積み上げて計画を作成する。でも、大きな計画図であり構想である。計画に盛り込んだことを実行すれば行き着くと考えているが、結果として中途半端に終わっているのが現実である。

逆に、これを実現するにはどういう方法があるか。そのための障害は何か、その障害を取り除くにはどうしたらいいか。別なルートはないか。

と、今までの発送と逆を行くことができないかと感じている。実をいうと民間企業ではとっくに行われている発想であるが、お役所には無かった考え方みたいである。


コンテは冨山さんが、今回考えてくれた「高田松原活用法」の一部である。


様々な人が、色々なアイディアを持っている。それを、検討し実現へ向ける努力こそが活性化につながるのではないかと感じている。


冨山さんのブログである。



2009年9月24日木曜日

仕事に忠実?

今日、非常に腹がたったことがあった。

今日は、職員が本当に自分の職務に忠実であることへの腹立ちである。



ある課に、市民の勉強会をしたいのでとの話をしにいった。担当課であり、担当の係りにである。内容を話したら、それは市の施策で行っている「出前講座」のメニューにあるので、出前講座の窓口課へ行ってくれとのことだった。



その窓口の課は、一度庁舎を外に出て、道路を渡った別の建物にある。市役所はLANで結ばれており、出前講座の申込書も、その業務の担当課でもプリントアウトできるし、市のホームページでも出来るようである。・・・・後で知ったが。

窓口の課で申込みをしても、担当課と日程の調整等をして、再度連絡をもらうらしい。であれば、なぜ担当課において、日程等の詳細を詰め、そこで申込書を記入することが出来ないのだろう。

自分のセクションの担当ではないから、よその課の仕事だからといったセクショナリズムを忠実に守っている。職員の鏡かもしれない。



しかし、そこには自分達は何のために存在し、何のために仕事をしているのかという。主体が違っているのではないか。

生活の糧を得るための労働の場、対価を得る場と考えているのなら、そんな職員はいらない。地方公務員法をよく読み、その理念をしっかりと理解して職務に忠実になってほしい。



今、城山三郎さんの「官僚たちの夏」が話題になっている。登場する官僚は、国家のため、国益のため、国民のためを常に意識して仕事をしていると描かれている。

私は、本に登場するほど、そこまでは古くないが、諸先輩と議論し、上司とぶつかったり、どうしたら市民生活が良くなるかを基本に様々議論や行動をしてきたと自負している。



いつの間にか、当時議論した先輩が、安全運転に転じている・・・・どこを見た安全運転かはみえてこないが・・・・時には必要かも知れないが。



仕事とは何かをもう一度整理し、本筋を理解してから仕事に忠実になってほしい。
と感じた一日だった。

2009年9月17日木曜日

三陸縦貫道等整備促進特別委員会


 三陸縦貫道等整備促進特別委員会が開かれ、市内の建設状況の視察と今後の予定を確認した。
 今日の視察は、三陸道高田道路の建設現場から土砂等の搬出のための取り付け道路の建設状況と、一部本道の工事箇所を見てきた。

 取り付け道は、既存の市道を拡幅し整備を進めていた。本道の工事完了後は、市が、拡張した部分の用地を地権者から取得し、市道として市民生活の用に供する予定ということだった。

 工事箇所は、市内米崎町地竹沢地内の普門寺の上の山腹を通る箇所で、切土工事をしていた。遠くには広田湾も望めていた。

 三陸国道工事事務所高田道路監督官室の石曾根監督官には、いつものように丁寧且つ親切に対応頂いた。工事関係者の方々には手を止めさせて申し訳なく思います。
 皆さんが、親切に対応してくれたこと、一人ひとりがあいさつをしてくれたこと。道路が出来ることだけではない喜びを感じた一日となった。

 今後は、三陸国道工事事務所、東北地方整備局、仙台河川国道工事事務所、国土交通省等へ3班編成で要望活動を行うこととなった。