2009年2月27日金曜日

3月定例会始まる

 昨日から3月定例会が始まった。一年間の行政の方向と実施の担保である予算を審議する大変重要な議会である。

 市長の施政方針と、教育委員長の教育行政方針があった。今年一年の行政の方針と決意を表明するのであるが、気になった点があった。
 お二方とも、非常に優秀なものであったが、型にはまったもので、私は今年はこれが最重要課題だと考えるから、このようにしたいとの意気込みがまったく感じられなかったのである。

 何故かなと思って、振り返ってみたら、これまでの市政の方向を定めている基本計画の章立てに従った順序であると気づいた。今、何が重要であり優先順位はこれが最優先であるとの意気込みが感じられなかったのは、このためかと感じているところである。

 長を務める人間は、自分の考えや方針をキチンと表現できることもその能力ではないかと考えている私にとっては、及第点は取れるが、本当のメッセージは伝わらないと感じた一日でした。

2009年2月16日月曜日

新星会課題研究




 2月にはいって早々、会派研修の一環として課題研究会を行いました。今回は、かねて取り組んできた雇用の確保事業と、地域交通のあり方についてです。


 福島県伊達市では市内に公共職業安定所(ハローワーク)がなく、求職にあたっては福島市のハローワークまでいかなければなりませんでしたが、地域職業相談室をハローワークとともに運営することで、市民への就職情報の提供をしていることから、現地を訪れ市の担当者、地域職業紹介室、ハローワークの担当者から説明をいただいたところです。特に、市役所や市役所の支所でも求人情報を毎日福島のハローワークと連絡を取り合い、求人票を窓口に掲示していることでした。詳しい情報は、職業相談室へ行くことになりますが、市民への情報提供のあり方について勉強させられたところです。


 翌日は、理研食品株式会社様、登米市産業部の方々との意見交換、登米市の地域交通であるワンコインバス(100円バス)について教えていただいたところです。
 この成果は、今後3月議会をはじめ様々なところで生かしたいと考えています。

議会運営委員会視察




 1月27日、28日の両日、議会運営についての課題研究のため岩沼市と登米氏の議会を視察し意見交換をしてきました。
 今回は、一般質問のあり方をどうしたらいいかと議会運営委員会で検討していることについての視察と意見交換でした。一括質問・一括答弁(現在のやり方)で指摘されているセレモニー的な質問方式から、緊張感を持って行う一問一答方式への移行や、実際の運営について話を伺い意見交換をしてきたところです。


 今後は、質問時間の持ち方、質疑の方法などをより具体的に検討することになっていますが、どちらにせよ議員の資質の向上と、さまざまな質問技術の習得が必要とされると感じてきたところです。

岩手県立大学主催 公共政策フォーラム







報告が遅くなりましたが、1月24日に盛岡市で開催された、岩手県立大学主催の高級政策フォーラムに参加してきました。
 この日のテーマは、「議会基本条例」ということで、会場がいっぱいになり、予定以上の参加者だということでした。東北各地から議員さんの参加が多く見られたところです。
 陸前高田市議会からも私を含め10名が参加したところです。
 今、陸前高田市議会でも議会基本条例の制定に向け作業部会を立ち上げ進めていますが、まさにタイムリーなフォーラムでした。
 主催した公共政策学部の斎藤教授とは旧知の仲でしたので、フォーラムの休憩時や終わってからもさまざまな話をさせていただいたところです。
 卒論のテーマとしたので参加しましたという、陸前高田市の職員として4月から採用予定の学生にも紹介をしていただくおまけまでありました。今後は、議会基本条例の作業と合わせて、斎藤先生と連絡を密にし、身があり、実行力のあるものにしたいと思います。
議会諸課題検討委員会の小松委員長も参加しました。私は、少しラフなスタイルで参加させていただきました。