2009年12月31日木曜日

一年を振り返って№2

いよいよ、年の瀬も年の瀬、テレビでは紅白歌合戦を放送しています。2009年も残り2時間半になりました。
今日は、一年を振り返る余裕が無いまま、この時間を迎えています。
氏神様、自宅の神棚飾りなど、先人に、八百万の神様に感謝しながら年取りの準備でした。

さて、今年は議会基本条例の制定作業をさせて頂きました。その課程において様々な人たちに色々なことを学ばせて頂いた一年でした。
ありがとうございます。

来年は、議会においてどのようにしたら政策提言を具現化できるかを探りたいと考えています。手段として、政策法務を学びたいと。
そして、何をどのように具現化する課題を抽出するかは、今年よりもう一歩、市民の皆さん中に入って行きたいと思います。

2009年に感謝。

来る、2010年に希望を託し、一年を締めくくりたいと思います。

皆様に、幸多き新年になりますように。


クリックお願いします。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ
にほんブログ村

2009年12月30日水曜日

一年を振り返って№1

一昨日の仕事納めに、岩手県庁での研修生時代にお世話になった方から1通のメールが届いた。
表題は、「皆様良いお年をお迎えください。」だった。

そのときの研修生で先輩と同じ係りにいた仲間に向けてのメールだったが、私は、課は同じだが別の係りだった。大変にありがたかった。

内容は、「 研修生だった皆さんには、幾年過ぎて後も大変お世話になりました。県も市も激動
の地方の時代に突入しております。
 互いにベストを尽くして頑張りましょう。
 時節柄ご自愛ください。

~つながり ともに つくる~」

である。

今年も、多くの仲間に支えられた一年であった。
30年来の友人から、今年、また同じ釜の飯を食べた仲間も出来た。

本当に、人に助けられた一年であった。


クリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ
にほんブログ村

2009年12月24日木曜日

先例集

議会には、会議規則とともに重要なものとして「議会先例集」がある。
これまで、様々な話し合いにより決められてきた事項を整理し、どんな対応をしてきたかが明記されている。議会を運営する際の基準の一つになっている。

長く努める議員さんが少なくなった現在の議会では、様々な変遷を理解するために貴重な資料である。この、先例集も、5年前により詳しくしようと整理編纂された。
各議員に、毎年改正されることから、配布されている。

なぜ現行の制度になったかなどをみるときや、法律や条令、規則に定められていないことだが、皆で合意した事項なども記載されている。

私が議員になって10年であるが、最初の1期目に会派制度が正式に施行されるなど様々な変化が有った。現在は1期・2期の議員さんを合わせると11名である。過半数を超えている。

現在の制度がどうして出来たかを、たまには、この先例集を紐解いてみることによって理解できると感じている。新しい制度を作る際も、現在の先例を変えるときも、どうしてその制度が出来たか、どんな変遷を経てきたのかを理解した上で発言したほうが、みんなの理解を得やすいのではと感じている。




クリックお願いします。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ
にほんブログ村

議会基本条例とともに、議会先例集も議会へ参画するもののバイブルである。

議会基本条例

12月定例会の最終日である17日に、1年間かけて準備してきた議会基本条例が成立した。
残念ながら全会一致とは行かなかった。
様々な考えが20人の議員にはあるということを、感じた瞬間でもあった。

これからは、議会や、市民と議会の関係などを規定したこの条例を時せずに紐解き、議員としての原点・バイブルにしたいと思っている。

この条例制定に携わることができたことに、良かったと感じている。

あとは、自分の活動によって条例に魂をこめて行きたい。






クリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ
にほんブログ村

2009年12月16日水曜日

前提にあるもの

昨日、議会基本条例調査特別委員会が開催された。
議会基本条例の議員発議に向け、最終の委員会となった。
参考人として、県立大学の齋藤教授をお招きしての参考人質疑を中心にした委員会となった。
結果として、明日の定例会最終日に委員会発議をすることとなった。

基本条例を作っていく課程において、様々なことを感じた。
人それぞれに、考える・話す前提が異なっていると言う点である。
議会に対する考え方や思いは、異なって当然だと感じている。

しかし、法律をはじめ様々な制度の上に成り立った議論が本当に出来たか、という点である。

自治法、議会規則、前例集など前提要件となるのもが沢山ある、一人ひとりの思い込みではなく、もう一度前段にあるもの、前提用件を考えながら、そして確認し、調べることも必要だと感じる。

特に、様々な解説書や文献が議会には整っている。ひとから聞くばかりではなく、自分で調べることが大切だと感じている。人によっては、話す前提が異なっていることも多々あるからである。

私は、市役所に入って上司から、先輩からそのことを教えられた。今になっても役立っていると思っている。





クリックお願いします。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ
にほんブログ村

2009年12月14日月曜日

地方主権と地方議員

鳩山内閣の一丁目1番地に地方主権、地方分権が位置づけられている。
前ニセコ町長の逢坂衆議院議員が総理特別補佐官となってその議論を進めることになった。大いに期待しているところです。

ただ、私達地方議員や市町村がついていけるかが大きな課題ではないかと思う。
まだまだ、議員は名誉職、議会は当局の追認機関と思っている方々が議会には多いと感じる。

また、市町村は行財政改革と言うな名の下に、目に見える成果として人員の削減に闇雲に走った感がある。その結果、余裕が無い、OJTすらまともに出来ないなど、個々の能力・ポテンシャルはあるのに、それを発揮するような組織としての取り組みがなされていない。

行政は計画づくりがうまいと言われるが・・・・・・・・・????????である。
形として作るのがうまいだけであり、実際にどう機能させるかといった点については?????なのである。

脱線してしまったが、地方分権・地方主権を確立するには、我々議員の考え方、議員とは議会とは何かをもう一度考える時期に来ていると感じている。

毎朝、逢坂誠二衆議院議員のメルマガが届くのが楽しみである。
連日、早朝からの活動と、メルマガの出費津に敬服です。



クリックお願いします。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ
にほんブログ村

2009年12月12日土曜日

守るだけでなく

12月定例会の実質的な審議が昨日で終了した。
あとは、議会基本条例の審議である。

そんな、12月定例会であったが、様々なことを感じた。
質疑を通して、疑問点を投げかけると、議論をしようというのではなく、単に守ろう、提出したものをそのままの形で通そうと言うことに固執しているように感じた。

何も、嫌がらせをしているのではない。難癖をつけているのでもない。
疑問に感じたこと、市民にとってどうしたら理解されやすいかなどを考えて、質疑という形で議論をさせて頂いているが、なにかちぐはぐである。

ある方からは、「相手に、逃げ場を作っておいて質疑をしろ。」と言われました。
窮鼠猫を噛むになるぞと。

お互いに、立場を尊重しながらの議論は前提であると思っている。今、ここで修正しろといっているつもりは無い。行政側の考えと、市民サイドの捉え方では違いがある。どのようにその差を縮めるのかが議会の議論であると思っている。「今後、修正をも視野に入れての検討」など対処はいくらでもあると思う。

そして、感じたことは担当者は「実態は分かっている。市民のところまで目は行っている。」しかし、自分の仕事に係わる部分だけで、もう少し俯瞰したり、首を左右に振ってみることが必要ではないだろうか。

昨日も書いたが、私自身の質問力を高める努力が真っ先にあることは前提であるが。





クリックお願いします。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ
にほんブログ村

2009年12月10日木曜日

質問力

12月定例会も始まり、一般質問の真っ最中だ。
私も、初日の2番目として登壇し、質問を行った。今回痛感したのは、自分の質問力の無さである。
再質問となる一問一答方式での質問の際、出来るだけ行政マンではなく、行政の長である市長からの答弁を引き出し、陸前高田の将来像を議論したいと思っていたが、出来なかった。
出来なかったばかりではなく、市長は答弁すらしなかった。ほとんど企画部長の答弁となった。

ただ、残念だったのは、このまちの将来像をどうのように考えているかとの問いかけに、市長は答えず、企画部長が、「市民の皆さんと一緒に考える。現在は、課題・問題点を洗い出しているところだ。」との答弁に終始した点である。
課題や問題点は、目標とした姿と現状を比較して導き出されるものであると考えている。であれば、目標の姿は自ずからあるのではないかと思える。

また、市長が協働との考え方を箕のに、自分のまちづくりの方向性を打ち出せないとは、何故なのかと疑問が大きくなるばかりである。

しかし、引き出せなかったのは私の質問力の無さだある。3月議会までに質問力を磨くようにしなければならない。



クリックお願いします。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ
にほんブログ村

2009年12月3日木曜日

遅れぬように、進まぬように

 地方主権が鳩山内閣の一丁目1番地と言われている。地方政治に携わっている私や、市町村職員にとってはまちに待った時代が来たと感じているのではないか。地方分権一括法の施行から10年、ようやくの思いがする。この間、私も自治体学会や様々な市町村の職員、県職員、学者の先生、地方議員と様々な議論を重ねてきた。まさに、トレーニング期間だったと思っている。

 ただ、それが普通だと思っていたらそうではないらしい。
 高速交通体系から取り残され、県庁所在地からも2時間かかり、職員の交流も少ないある某県某市ではそうじゃないみたいだ。かねての機関委任事務中心の行政マンが多いらしい。市民から新しいことを提案されても、県内の状況をみましてとか、まだ行っているところが少ないのでとか、国・県の動向をみましてからという言葉が、すぐでてくるのを見聞きすると、周りを見ながら、出る杭にならぬよう、「遅れぬように、進まぬように。」がいまだに行政運営の基本となっているようだ。

 自分だけがよその国に来たのか、はたまた、浦島太郎となっているのか、これまでの10年が夢だったのかと感じている。


 一般質問の原稿を書きながら、情報過疎にだけはならないようになりたい。決して、時代の先端を行かなくても、自分なりに考え、工夫の出来るように今後も学んでいかなければならないと感じたひと時でした。

 

クリックお願にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ
にほんブログ村いします。

2009年12月2日水曜日

市政懇談会


 地元の小友地区で、市主催の市政懇談会が行われた。
 参加者は、地元の市職員を除くと、20名ちょっとの参加者だった。市民の皆さんの関心が少ないのか、周知の方法や設定日時に問題があるのか。特に、女性の参加は2名だったようだ。ほぼ1割の人数です。女性が出席できる日程の設定も、また必要と感じている。
 そんな中、感じたことが有った。当局側の参加者である。事前に地域から寄せられた質問に答える体制で臨んでいた。その中に、総務部長の姿が見えなかった。通告された質問以外のものも受け付ける進行のスタイルだったので、案の定、総務部長所管のものも質問があった。担当がいないのでその場しのぎの答えだったように感じている。やはり、部長職は全員顔を揃えたほうが市民との対話には必要な感じを受けた。
 もう一つ感じたことは、「役所語」と「市民語」の違いがあったように感じている。同じ言葉なのだけど、それぞれに捉え方が違う、これは、行政運営上大きな問題である。利害関係が一致するのであれば良いが、実際はその逆が多いのではないかと感じている。今日も、まさにそのような結果になったと私は感じた。
 協働のまちづくりを進めたい行政としては、この「役所語」と「市民語」の言葉の意味を同義語としなければならいのではないだろうか。



クリックお願いします。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ
にほんブログ村

2009年12月1日火曜日

人のつながりに




 11月29日に、東京都港区高輪のグランドプリンスホテル高輪において、24回目の在京陸前高田人会主催のふるさとの集いが開催された。
 5年ぶりの参加となったふるさとの集いです。議会の中には、議員が行くことに何の意味も見出せないととの意見を持つ方々もいるようだが、私はそう思わない。
 今回も、人生の大先輩が多く参加されていました。出身を話したり親戚と同級生だと言われたり、お世話になっている方々のご兄弟だったりと、様々な人のつながりとご縁に接してきました。
 東京で頑張っている皆さんから、ふるさとのことを熱く思っている気持ちを伝えられ、この陸前高田を持続させなくては。皆が胸を張ってふるさとだと言えるまちづくりをしなくてはとの思いを新たにしたところです。
 また、様々な情報も頂戴いたしました。本当に人のつながりの大切さを感じた時間でした。
 ふるさと大使を引き受けて頂いている、プリンスホテルの潘総料理長とも旧交を暖めることが出来ました。
 在京人会の益々の発展と、諸先輩のご活躍を願いながら、来年は個人的に参加しようと思っています。本当にに貴重な会だと改めて、議会でも主張したいと思います。



応援お願いします。(クリックしてね)
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ
にほんブログ村