2009年10月30日金曜日

初心に帰って

 来月の17日から市町村職員中央研修所(市町村アカデミー)の研修に参加する。政策立案の研修で、月曜の午後に入寮オリエンテーションがあり、金曜まで缶詰になる。
 研修を受講する際の、なぜ受講を希望したか、何を期待するか、研修を今後の活動にどのように生かそうとしているかなど、事前レポートを書いていると研修に臨む心構えを改めて感じたところだ。
 昔は、研修に当たって様々感じたものである。今回、久々にこのような研修を受講することになり、色々な意味で初心に帰ることができている。
 いつもの風景、いつもの時間とは違ったことに触れることが大切であると感じた瞬間でもある。

2009年10月28日水曜日

議会基本条例ファーラムを開催します




 今、私の所属している陸前高田市議会では、議会基本条例の制定に向け取り組んでいる。市内全世帯に「議会基本条例だより」を配布して、条例の素案とポイントやキーワードを示して市民の皆さんから意見を頂いている。
 市民の皆さんと話をすると、「目を通したけどわかりにくいとか、なんか身近じゃない。」と言う声を聞きます。
 市民と議会が、より近いものとなるように努力していくことを念頭においた、条例となっています。
 キーワードは、「公平性」・「透明性」です。

 11月2日(月)午後1時30分から、陸前高田市高田町のキャピタルホテル1000において、議会基本条例フォーラムを開きます。大勢の方に参加いただければと思っています。
 市民の皆さんにより多く参加いただければと思っています。
 お叱りも頂いています。「なぜ、平日の日中に開催するの。仕事で参加できない。」、講師やパネラー等の関係もあって平日開催となりました。申し訳ありません。
 議会基本条例調査特別委員会委員長として、また、素案作成からかかわってきたものとして、実のある条例にしたいと思います。


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2009年10月26日月曜日

広田半島大漁祭り


 晴天に恵まれた25日の日曜日に、広田漁港を会場に漁協主催の大漁祭りが行われた。
 大勢の買い物客が広田に集まってくれた。恒例となっている金ヶ崎町の関東自動車の皆さんも大型バスを連ねて今年も来場してくれた。ありがたいことである。
 地域イベントとして、陸前高田の水産物を理解して頂く催しとして大きな成果をあげているものと感じている。
 これを機に、陸前高田の水産物の生産拡大と漁業の振興に一層の力が生まれればと思っている。

市政報告会二日目


 市政報告会の2回目を、米崎町で開催した。この日も、仕事を終えゆっくりしたい時間帯なのに30名近い皆さんに集まっていただいた。

 意見交換では、事業を行う際の順番はどうつけるのか。漁港の維持管理についての要望や、出来てから40年以上経つ、津波防潮堤の強度の問題など様々な意見交換を行ったところである。

 事業の進め方については、市の財源から補助金や起債可能なものから優先して行っているのが現状であること。

 同じような理由から、維持管理費用の捻出が困難なことから、維持管理業務に手がまわっていないことを説明した。

 説明しながらも、事業選定の際の優先順位の基準を明確にすること。維持管理のしかた、施設利用に対する市民へ考え方も、もう一度どうあればよいかを考えることなどを様々な角度から検討すべき時期であると感じた。

 今晩は、広田町での開催である。多くの皆さんの参加を望む。

2009年10月21日水曜日

市政報告会始まる




 昨年、陸前高田市をせんたくする議員の会として市内の11地区を廻った時に、これからもこのような機会を是非設けて欲しいと言われ、約束をしてきました。


 今回は、市議会の会派の活動として、私が所属する新星会と、様々な勉強会を一緒に行ってきた新志会と合同の市政報告会である。


 20年度決算審議を終えてと題して、本市の財政状況と、市政課題について市民の皆さんと膝を交えて語り合うと言う趣旨で行うこととした。


 第一回目として19日の夜、矢作多目的研修センターで開催した。地域の方々多く参加して頂き、有意義な会となった。


 今後は23日に米崎町沼田公民館、27日に広田地区コミュニティセンターなど、市内11地区を予定している。


 日程は、福田利喜のホームページに掲載予定です。


21回目の全国太鼓フェスティバル無事終わる




 今年で21回目を迎えた全国太鼓フェスティバルも、10月18日の日曜日に開催され、無事終えることが出来た。


 今年は、宣伝設営部の役員をおおせつかったが、なかなか入場手形の販売が思うように伸びず苦労した年だった。


 新型インフルエンザ、不況、隣町での立て続けのイベント開催と様々な事情があったが、何で売れないのかと頭を悩ますことが多かった。


 宣伝の仕方も、これまでのすぐ売り切れるといった上から目線ではなく、いいものを開催している。全国でトップの舞台であることをより多くの人に知ってもらうことを意識して、近隣のケーブルテレビさんにも協力してもらうなど、新たな試みも行った。


 当日は、残念ながら少しお客さんは少なかったが、舞台で繰り広げられる伝統太鼓、創作太鼓のすばらしさに改めて感動した一日となった。


 スタッフが足りない中頑張ってくれた実行委員に感謝。

2009年10月15日木曜日

岩手沿岸南部広域環境組合議会







10月15日に、岩手沿岸南部環境組合議会の視察を行った。
同じように、DBO方式で建設・運用を行い、処理方法もシャフト式ガス化溶融炉方式を採用している姫路市を視察してきた。沿岸南部環境組合より1年早く稼動する予定となっており、今年の11月から償却燃焼実験を始めるということで、急ピッチで最後の工事が行われていた。
今回は、実際の建設工事と、運用方法についての視察となった。運用が15年を越す長い期間を一括して契約を結ぶため、物価変動等によって委託費をどのように改定しようとしているかを中心としての意見交換となった。
 また、沿岸南部議会で議員発議した、最終ひ灰の処理について伺うことができた。ひ灰は最終処分場に埋設することなく、大阪府で一括処理することとしており、工場より船積みして、大阪府指定の場所へ運ぶことになっているとのことであった。
 やはり、運用までにひ灰の山元還元については、もう一度構成市町村で協議の必要を感じた視察となった。

2009年10月14日水曜日

台風一過の運動会



 台風一過の10月11日、体育の日には一日早いが恒例の町内対抗の運動会が開催された。
 一昔前までは、市内のすべての地域で行われ、さらには市内大会まで開催された時期があったが、今は往時の面影もない。
 参加者が年々少なくなっている。子供が少なく、中学生の年代に小学生が端いている地区も多く見受けられた。
少子高齢化に加え、職場の不足、商店などもこの日にあわせて休みにしていたところがほとんどだったが、今は、シフトや様々な事情から仕事としているところも多くなった。
 地域のコミュニティを作るうえで、非常に大きな役割を果たしてきたこのような地域行事も年々続けるのが難しくなってきている。
 このような時期だからこそ、また、地域に活力を与える上からも、地域行事を継続する努力をしなければならないと思う。

台風が残したもの








 全国に様々な爪あとを残した台風18号も、過ぎ去った。
 予測された進路の真っ只中に、陸前高田市もあった。
 被害は、ビニールハウスや稲刈りをしてハセ掛けをして乾かしていた稲のハセが倒れたところが少し見受けられた。風による、倒木や、作業小屋の被害がほとんどであったが、それほど大きなものはなかった。
 あとは、収穫期を迎えていたリンゴが打撃を受けた。
 自然の恵みである農作物に、自然の脅威が襲い掛かる、それが自然というものであるということは分かっていても、心が痛む。
 予想の時間より早くから東風が強かった。雨はさほどでもなく、気仙川や市内の中小河川の水位も上がらなかった。台風の通過予定時間には、雨も風も収まってほっとした。
 しかし、満潮と台風の気圧による高潮が発生し、古川沼は満水を越し、高田松原に浸水した。これで、雨が降っていたら市内は水害に襲われていたに違いない。




 人間が、過去の数値をもって予測・シュミレーションして治水対策をしても、現在の自然はいとも簡単にそれを越えてしまう。いたちごっこになるのかもしれないが、治水対策とあわせ、ソフト面での防災対策が重要になっていると感じた台風であった。
 また、行政の災害に対するあり方も、今一度根底から考え直す時期に来ていると感じることが多かった一日である。




 余談になるが、なぜネットやモバイルカメラを使おうという発想にならないのだろうかと感じてしまう。

2009年10月9日金曜日

工夫?・・・・比べる力?

 今週は、月曜から水曜まで議会基本条例の市民向け資料作りで市役所にいた。時間と経費の関係で市内8000世帯に配布する資料を、手作りすることになったためである。
 そのとき、不思議な光景に出会った。

 若い市職員が、印刷室にある紙折り機を使おうとしていた。紙詰まりでうまくいかないようだった。機会の管理担当を呼んできてもうまくいかない。他の人を呼んできてうまくいった様だった。資料を印刷しながらそれを眺めていた。

 沢山の文書を三つ折にするのかと思っていたら、たった1枚のようだ。この間、30分以上を費やしている。紙は、機械で折るものと教えられていて、マニュアルどうりなのかもしれない。たった、一枚の文書を、手で折ったほうが効率も経費も掛からないことぐらい、わかりそうなものだと思ってしまった。

 役所の人事管理というほど大げさではないはずのことであると思う。各職場で、OJTとして日頃から教えられる。そして考えたり、工夫したり、比較したりすることがなされていないのかと感じた。

 これも、人員削減の影響なのかな?
 人材を人財に育て上げることが、目先の経費より市民の福祉向上のための仕事には役立つのではないか、優先させるべき一つではないかと感じた一日だった。