昨日から3月定例会が始まった。一年間の行政の方向と実施の担保である予算を審議する大変重要な議会である。
市長の施政方針と、教育委員長の教育行政方針があった。今年一年の行政の方針と決意を表明するのであるが、気になった点があった。
お二方とも、非常に優秀なものであったが、型にはまったもので、私は今年はこれが最重要課題だと考えるから、このようにしたいとの意気込みがまったく感じられなかったのである。
何故かなと思って、振り返ってみたら、これまでの市政の方向を定めている基本計画の章立てに従った順序であると気づいた。今、何が重要であり優先順位はこれが最優先であるとの意気込みが感じられなかったのは、このためかと感じているところである。
長を務める人間は、自分の考えや方針をキチンと表現できることもその能力ではないかと考えている私にとっては、及第点は取れるが、本当のメッセージは伝わらないと感じた一日でした。
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