2011年6月28日火曜日

過酷な教育現場

陸前高田市の小中学校は、被災によって学校施設が使えなくなったところがあり、3月に閉校した学校の活用や小学校への間借りなどに加え、校庭には仮設住宅。体育館は未だに避難所・・・・・学校の一部も避難所や、行政の様々な施設として使用中。

それに加え、大変な状況に追い込まれている。

それは、がれきから発生するハエや虫、そして臭いや粉塵である。

陸前高田市内の小中学校にはエアコンの設置は1台も無い。自然の風で何とかなっていたのである。

しかし、今はハエや虫、臭い、粉塵から守るために窓を締め切って授業をしている。暑くなってきた。真夏日も有った。

子供達に熱中症を発症させないため、そして集中力を切らせないで授業に向きあわせる努力を学校側は必死である。

でも、物理的な熱さにはかなわない。

全国の皆さん、是非陸前高田の子供達のために、扇風機・冷風機・空気清浄機をお願いします。

お問い合わせ、連絡は

  陸前高田創生ふるさと会議  090-8783-8705(担当:福田)

メーカーさんでは、すでに無償の出荷はかなり出しているとのことでしたが、学校までは想定してなかったみたいです。

 ご協力をお願いします。

相対のがれきは変わらない

市街地の中心部には、がれきの山が大きくなっている。3階建てのビルよりも大きながれきが何箇所も出来てきた。

これは、分別するための仮置き場だそうである。

市街地の中心部は、比較的がれきの散乱から集積へと変わりつつあるが、周辺部は寄せただけ、あるいは全く手がついてない状況がほとんどだ。

6月も終わろうとしている28日現在、市内から1個もがれきが消えていない。

市外のセメント工場や、既存の市町村の焼却炉を活用する調査も始まったと昨夜のニュースでは報道されていたが、動きが遅々として進まないのが現状である。

市内のがれきを集積しているところは、県や市の土地がある。ここに、3年で壊れても良い焼却施設を建設したほうがいいのではないかと考える。

また、輸送コストや環境を考えるなら、セメントを砕くプラントも併設して、再資源化をし、低下した地盤や道路の基盤材として活用したらどうかと考える。

みなさんの、お考えを聞かせてください。

このがれきが有るうちは、まちづくりや復興が一行に進まないのが現状であることを、国も県も市も認識すべきであると。・・・・私見ですが、私はすぐに行動ありきだと考えます。

2011年6月8日水曜日

目の前に有るか無いか

昨日瓦礫処理で、意見交換をした。
その際感じたことは、目の前に有るか無いかが大きな違いであることを。

環境省の方と話したときも、今までの基準をかたくなに守らなければならないとの話であった。

昨日話した方も、基準があってとのことだった。

目の前に無い方は、机の上で様々なことを勘案していらっしゃるのだろうと思うが、目の前にある私達は、がれきが形を変えてがれきの山になっているだけであり、何年たったらこのまちに人が住めるのだろう。生活できるのだろうと感じている。

あと2日で震災から3ヶ月がたつ。がれきも片付けられている。しかし、がれきは1個も処理されていないし、市内からも1個も持ち出されていない。

人々の心へ与える負荷、この地域に与える負荷や、環境負荷も日一日と大きなものになっている。

是非、例外処理を認めて欲しいと痛切に訴えたい。

写真は、がれき処理の状況です。処理に従事する方々の状況も厳しいものが有ります。




2011年6月7日火曜日

陸前高田うごく七夕

今日、陸前高田うごく七夕実行委員会の事務所が完成しました。
被災地を望む高台に、プレハブ事務所が完成しました。

実を言うとここも、津波に浸水したところだけど、避難先を確保して作ってしまいました。

私が、実行委員長代理をおおせつかっています。是非、成功させたいと思います。

早速、今夜実行委員会の2回目の会議をこの事務所で開きました。

電気も申し込んでいないので、発電機での電源供給でした。

この模様を、ニュースステーションが取材に来ました。



でも、まだまだ課題は山積しています。
山車を作成する費用や、事務所運営費など財源確保から、運営面まで沢山有ります。

明日からまた行動です。

みなさんのご支援と応援をお願いします。

連絡先は、当面 fukuda@f-toshiki.com 迄。

現在ホームページ作成中です。