2008年7月13日日曜日

合併を特定課題とした市政懇談会



 今朝は6時から水田水利組合の共同作業があった。これからの時期にカメムシの発生予防のための共同作業であり地域総出での草刈作業です。地域の原点を見るような気がします。


 さて、11日に最後の地区での市政懇談会が終了した。今朝の地元紙にもその様子が掲載されていた。さまざまな地域で、さまざまな考えがあるように受け止めている。私も、2つの地域の市政懇談間に出席した。合併の是非論だけが突出したようにも感じられたが、今のままで行くとどのような町になるのかが見えない説明会であったように感じている。

 合併のメリットデメリットは一般論だけであり、具体的なまちづくりに即したメリット・デメリットが提示されず、判断に資するようなものがないのが残念であった。


 私は、これまでも議会において合併はすべての行政課題を解決することができる魔法の杖ではないが、まちづくりの手段として手法として検討を行うべきと主張してきている。具体的な検討をして今のままがメリットが多いと判断したら今のままを選択すべきだし、合併によるまちづくりが将来によい点が多ければ具体的な行動に出るべきであると考えている。まちの現状、政策の方向を洗いなおしてみる時期であると思う。

 

 早稲田大学大学院の北川先生の言葉を借りて締めくくりたい。

  いまこそ、地域視点・住民視点で陸前高田をせんたく(洗濯・選択)すべきときである。
写真は、小友地区での市政懇談会の様子である。

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