2010年3月25日木曜日

個々の仕事と組織

 部門や個人に与えられた仕事を忠実に果たす。しかし、組織全体で見ると矛盾が生じることが多々ある。その矛盾を解消するのも組織であるわけだが、時には、矛盾が表に噴出すことがある。個々や部門・部門はそれぞれ正しいことを行っている。決して、命令に背いたわけではない。では「なぜ」、と思うがやはり発生するのである。組織や、仕事の範囲が大きくなればなるほどその矛盾は顕著化しやすくなる。
 多くの組織では、その矛盾を解消するためにコミュニケーションという手段を用いる。そして、部門として調整機能を置くところもある。

 それしか、解決の方法は無いのであるが、私が知っている・・・・係わっているといったほうが適切かもしれない。・・・・組織では、矛盾の顕在がこのところ多く見受けられる。これは、行革や経費節減を主目的に、行き過ぎたスリム化がもたらしたものであり、自分の仕事をこなすだけで精一杯であり、周りを見回すだけの余裕さえなくなっているからである。

 樹木の剪定も、切り詰めすぎるとその樹木そのものを枯らしてしまう。全体を見ることを心がけ、組織をどう動かすかを仕事とする部門もあるはずだが、機能しているとは言いがたいと感じている。外から見てるから、担当者の苦労はわからないのかもしれないが。

 何か、九州南部の○摩半島の付け根にある○く○市みたいに、その組織もなっているような感じである。

 前に進むだけではなく、時には歩みを止めて、振り返ったり、高いところへ登って全体を見ることも必要では無いだろうか。今は、行き先のわからない目的地へ向って、海図も無い中、ただひたすらに漕ぎ出しているように感じる。



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