2009年8月30日日曜日

前例主義

お役所の専売特許のようになっている「前例主義」だが、あちこちに溢れている。
これは、日本の社会に、風土が生んだものなのかもしれない。
一般社会においても、前回はこうだったから、このようにしていいんだとか。前と同じだから間違って無いんだとか。よく聴かれる言葉であり、見かける光景である。

でも、色々な角度や観点から見て本当にその先例でいいのだろうかと疑問を持つことが大切では無いだろうか。それが、改革につながるのではないだろうか。

今日は、衆議院議員総選挙の投票日である。政権選択とか、政権交代、将来への責任など様々な言葉が飛び交っている。この人たちは、今後の日本の将来を、そして子供たちの未来を背負う人たちである。

私は、今日、国民によって選ばれ国政の大変重要な仕事をする皆さんに、前例主義を捨て、基本は何か、原理原則は何か、そして今時代が求めているものは何かをキチンと把握し、判断して国政の運営に当たって欲しいと切に願う日としたい。

基本がわかっていなければ、そこからの発展は無い。
モノマネから始まるといっても、そこには、単なるモノマネでは発展は無い。
研究し、基本を学び、さらに改良を加えることによって新しい製品や、技術が生まれるのである。

この言葉を、自戒として前に進みたい。

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