2008年1月7日月曜日

消防出初め式


 1月6日、陸前高田市消防出初め式が陸前高田市高田町を会場に行われた。午前9時からの一斉放水からはじまり、高田町内を纏隊、ラッパ隊を先頭に分列行進。

 そして、市民会館での式典と毎年ではあるが今年も一年が始まったと感じるときである。一団員として参加をし、無線担当そして分列行進、式典では分団旗担当との仕事をさせていただいている。様々な担当をしていると消防団の機材の変化と、機器の維持整備の必要性を身を持って感じるときがある。この感じたことを議会で生の声として当局に伝え、消防力の向上のため少しでも役に立つような議論をすることも自分の使命のような間を持っている。議員には消防団OBや現役団員もおり、彼らとともに様々な角度から陸前高田市の消防力のあり方を考えることができるのも、実際に自分をその現場に置いているからと感じている。


 昨年の出初め式では、4期連続無火災で小友分団が表彰されたが、昨年2件の火災が町内で発生し、残念ながら今期は表彰を逃してしまった。表彰されることだけが目的ではないが、普段の警防や啓発活動の結果が無火災に繋がるものと考えている。12月から夜警も始まった。今年は、1年無火災ですごせるよう普段の警防・啓発活動も気持ちを入れて頑張ろうと団員が心新たにした瞬間でもあった。


 この地域は、火災もそうだが地震が発生すると、「即、津波」といわれる地域であり昨年も津波注意報での長時間の警戒を行っている。近い将来確実に発生すると予測される宮城県沖地震(三陸沖地震)が今年も起きないよう祈りながら出初めの一日を過ごした。

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