塩野七生先生の本をはじめて手にした。前々から気にはなっていたのだが、敷居が高かった。
そんな時見つけたのが文春新書の「日本人へ リーダー編」である。
読み進めて行く中で様々な感動にぶつかる。
想像力についてという項目に、自分ならばどうするだろうと、相手の人になって考えてみる。想像力の勝負になる。ニーズという言葉があるが、ニーズは一つではない。それに応えようとすると様々な矛盾を生じる。ニーズの大洪水に見舞われ、優先順位すらわからなくなっているのではないか。それが、今の政治ではないかとも書かれていた。
・・・・・・・・私の勝手な感じ方かもしれないが、陸前高田市政もそこに陥っているように思える。
だからこそ、想像力が大切である。
先生の一文を紹介しよう。
想像力が動き出すのは、疑問をいだいたときからだ。疑問をいだくのは、壁に突き当たったからからである。秀才とは学業成績の良い人のことだから、これまでに壁に突き当たったことも少なく、当然ながらその疑問を解決しようとしたあげくに、想像力に訴えるしかないと思い当たるまでの苦痛も、さして経験したことはないにちがいない。
想像力も筋肉に似て、訓練をかさねていないと劣化してしまう。だからであろうか、学校秀才には想像力にかける人が少なくない。
「いかなる分野でも共通して必要とされる重要な能力が、一つある。それは想像力だ。」
とは私の言ではなく、500年昔にマキャヴェッリが遺した言葉である。「自分ならばどう考えるであろうか」を、あらゆることのスタート・ラインにしてみてはどうであろうか。
文春新書 塩野七生著「日本人へ リーダー編」P97より抜粋
いま、これからの10年の陸前高田市を考える時、この言葉の重要性を改めて認識したところである。
人口25,000人の田舎町、岩手県陸前高田市で市議会議員をしていました、県議選に挑戦するため2月21日で議員を辞職しています。地域活動をしています。53歳、福田利喜元市議会議員の日々の活動や感想を綴ったブログです。
2010年11月11日木曜日
2010年11月3日水曜日
議会報告会
先に、伝えることの難しさを書いてしまったが、議会基本条例に基づく議会報告会を開催している。
前回の反省点をもとに、報告内容、資料の作成など改善しながらの開催である。
議会報告会には、議員によって様々な考え方がある。あって当然だとも思う。
5月に第1回の議会報告会を行ったから必要が無いとの意見も多かったが、議員各位の協力により開催できたことに感謝している。
今回は、議会活性化調査特別委員長として、資料作成から開催についての説明資料の作成まで全般について携わっているが、もっとすべきことがあった。あるのではとも感じている。
普段接している市民の皆さんとはまた異なった方々とも触れ合うことが出来るのが本当に有意義だと感じている。
議会へ、そして議員へ様々な意見があることも感じられている。ありがたい。
特に、終わってから本音で語られることもある。
議会だよりについてや、「4年間一度も一般質問をしない議員も見受けるが」など、素朴な疑問から議員の活動まで様々だ。
今後も、このような機会を増やすとともに、市民にもっと関心を持ってもらえる議会にしてゆきたい。
5月に比べて1割から2割近く参加者が増えている。ありがたいことである。
前回の反省点をもとに、報告内容、資料の作成など改善しながらの開催である。
議会報告会には、議員によって様々な考え方がある。あって当然だとも思う。
5月に第1回の議会報告会を行ったから必要が無いとの意見も多かったが、議員各位の協力により開催できたことに感謝している。
今回は、議会活性化調査特別委員長として、資料作成から開催についての説明資料の作成まで全般について携わっているが、もっとすべきことがあった。あるのではとも感じている。
普段接している市民の皆さんとはまた異なった方々とも触れ合うことが出来るのが本当に有意義だと感じている。
議会へ、そして議員へ様々な意見があることも感じられている。ありがたい。
特に、終わってから本音で語られることもある。
議会だよりについてや、「4年間一度も一般質問をしない議員も見受けるが」など、素朴な疑問から議員の活動まで様々だ。
今後も、このような機会を増やすとともに、市民にもっと関心を持ってもらえる議会にしてゆきたい。
5月に比べて1割から2割近く参加者が増えている。ありがたいことである。
説明の難しさ
議会基本条例に基づく議会報告会が開かれている。
市内11か所で開催する予定で、私の班は4つの会場を回る。昨日で2か所を終わった。
その中で難しいと思うのは、議員と議会についてだ。
議員個々の活動と、今行っている議会としての活動が市民の皆さんには混同されているように感じている。・・・・・・・・・・・・議員にも、区分けを理解できない人もいるのだから、当然なのかもしれないけど。
でも、理解してもらえるようにしなければればならないと感じている。
議員個々が、様々な会合や、市や様々な団体が主催する会合や大会に出席する。また、議員や会派が主催する市政報告会などもある。
それは、議会を構成している議員個々の活動であり、市民との接点である。
今、行っているのは議会基本条例に基づく合議体としての議会が行っている広報公聴活動である。
議会を構成する議員が同じように市民とふれあい、意見交換をする。個人の意見としてではなく、議会で議論されたこと決めたことを市民の皆さんにお知らせし、市民の皆さんが考えていること感じていることを、議員全員が共有しようとする場である。
この、議会としての活動を理解して頂くためには、回数とともに我々の伝える技術、相手に伝わる話し方や資料の作成のあり方が求められている。
日々、悩みながら議会改革と活性化に向けて歩んでいかなければならない。
市内11か所で開催する予定で、私の班は4つの会場を回る。昨日で2か所を終わった。
その中で難しいと思うのは、議員と議会についてだ。
議員個々の活動と、今行っている議会としての活動が市民の皆さんには混同されているように感じている。・・・・・・・・・・・・議員にも、区分けを理解できない人もいるのだから、当然なのかもしれないけど。
でも、理解してもらえるようにしなければればならないと感じている。
議員個々が、様々な会合や、市や様々な団体が主催する会合や大会に出席する。また、議員や会派が主催する市政報告会などもある。
それは、議会を構成している議員個々の活動であり、市民との接点である。
今、行っているのは議会基本条例に基づく合議体としての議会が行っている広報公聴活動である。
議会を構成する議員が同じように市民とふれあい、意見交換をする。個人の意見としてではなく、議会で議論されたこと決めたことを市民の皆さんにお知らせし、市民の皆さんが考えていること感じていることを、議員全員が共有しようとする場である。
この、議会としての活動を理解して頂くためには、回数とともに我々の伝える技術、相手に伝わる話し方や資料の作成のあり方が求められている。
日々、悩みながら議会改革と活性化に向けて歩んでいかなければならない。
2010年10月14日木曜日
議会報告会の準備を行っている
第2回の議会報告会の準備をしている。
今日も、終日議会での資料作成を行った。
市民と議会がいかに近く、そして市政課題を共有できるかが、このまちの自立につながると思っている。
また、議会を市民の皆さんに理解して頂かないことには、我々議員の一人相撲になりかねない。
今回の報告会開催までには紆余曲折があった。私が委員長を仰せつかっている議会活性化調査特別委員会が所管するのだが、議員の皆さんから「議会基本条例では年に1回以上と規定されているから、今年は5月に行っているので必要が無い。」や、「何回やるんだ。議会ごとにやるのか。」などの意見を頂いた。
しかし、議員定数問題や、議会のあり方が市民から様々言われている今こそ、議会として市民に向き合うことが必要と考え、開催して頂くことになった。
今回は、決算議会の後ということで決算審議の内容と、議会の様々な活動、議員定数を削減することになって事などを中心に報告することとなり、その報告資料案の作成を任されて3人で作業をしている。
専門的なことを分かりやすく、かつ、議会での審議の論点などを知ってもらえるような工夫をしたいと思っている。
試行錯誤の中で行っているが、多くの市民の皆さんに参加いただき、わかり易かったといわれるものにしたいと思って作業を行っている。
ぜひ、議会が市民にとって身近なものになるようにしていきたい。
今日も、終日議会での資料作成を行った。
市民と議会がいかに近く、そして市政課題を共有できるかが、このまちの自立につながると思っている。
また、議会を市民の皆さんに理解して頂かないことには、我々議員の一人相撲になりかねない。
今回の報告会開催までには紆余曲折があった。私が委員長を仰せつかっている議会活性化調査特別委員会が所管するのだが、議員の皆さんから「議会基本条例では年に1回以上と規定されているから、今年は5月に行っているので必要が無い。」や、「何回やるんだ。議会ごとにやるのか。」などの意見を頂いた。
しかし、議員定数問題や、議会のあり方が市民から様々言われている今こそ、議会として市民に向き合うことが必要と考え、開催して頂くことになった。
今回は、決算議会の後ということで決算審議の内容と、議会の様々な活動、議員定数を削減することになって事などを中心に報告することとなり、その報告資料案の作成を任されて3人で作業をしている。
専門的なことを分かりやすく、かつ、議会での審議の論点などを知ってもらえるような工夫をしたいと思っている。
試行錯誤の中で行っているが、多くの市民の皆さんに参加いただき、わかり易かったといわれるものにしたいと思って作業を行っている。
ぜひ、議会が市民にとって身近なものになるようにしていきたい。
みんなの力
全国太鼓フェスティバルの準備が架橋に入っています。
昨日は、会場設営の手伝いをしてきました。本来は、舞台部が担当するのですが、今年はアクシデント発生で人手が足りず、連日の作業となりました。
市民体育館の大規模改修が終わって、初めての開催となりますが、今までの床の高さから4センチくらい高くなって、様々なものを調整することからはじまっています。
昨日は、人手が足りないということで私達が所属する宣伝設営部もお手伝いです。
その中で感じたことがありました。イベントを永年開催していますが、それぞれが自分の仕事のほかに助け合い、そしてアイディアを出し合い、より良いものにしていく体制が出来ているなと。
マンネリが叫ばれている実行委員会ですが、少しでも変革をし、お客様に喜んでもらえるような工夫を行う。
こんな、市民が一生懸命に実行委員会を結成して大きなイベントを成し遂げていくこの町は、捨てたものではない。目標をキチンと掲げることにより、様々なアイディアが生まれ、実行されていくことを小さいけれど実証がされていると感じた。
こんな市民がいる町だからこそ、目標をキチンと掲げることが出来るリーダーが必要である。
平成22年全国太鼓フェスティバル
10月17日午前10時開演 陸前高田市民体育館
お待ちしています。
昨日は、会場設営の手伝いをしてきました。本来は、舞台部が担当するのですが、今年はアクシデント発生で人手が足りず、連日の作業となりました。
市民体育館の大規模改修が終わって、初めての開催となりますが、今までの床の高さから4センチくらい高くなって、様々なものを調整することからはじまっています。
昨日は、人手が足りないということで私達が所属する宣伝設営部もお手伝いです。
その中で感じたことがありました。イベントを永年開催していますが、それぞれが自分の仕事のほかに助け合い、そしてアイディアを出し合い、より良いものにしていく体制が出来ているなと。
マンネリが叫ばれている実行委員会ですが、少しでも変革をし、お客様に喜んでもらえるような工夫を行う。
こんな、市民が一生懸命に実行委員会を結成して大きなイベントを成し遂げていくこの町は、捨てたものではない。目標をキチンと掲げることにより、様々なアイディアが生まれ、実行されていくことを小さいけれど実証がされていると感じた。
こんな市民がいる町だからこそ、目標をキチンと掲げることが出来るリーダーが必要である。
平成22年全国太鼓フェスティバル
10月17日午前10時開演 陸前高田市民体育館
お待ちしています。
2010年10月13日水曜日
未来予想図
久々の更新です。
今朝、久々にある方のブログを拝見しました。そのタイトルが「未来予想図」でした。
旭川市の旭山動物園の話でした。若い職員が酒を酌み交わしながら、こんな動物園になったらいいなとみんなで、絵を描きながら様々な話をしたということが紹介されていました。
彼の仕事柄、まちづくりにも使える手法ではないかとの感想がありました。
岩手県で素晴らしいまちづくりをしているところに葛巻町があります。3月にお邪魔した際に、鈴木町長さんが同じ事をお話になられていたのを思い出しました。
鈴木町長さんが高校を出て、すぐに役場に就職した時だそうですが、当時の町長さんが、若手職員を町長室に呼び、この町をどうしたらいいかと地図を広げて、絵を書いたそうです。それが、現在のまちづくりに繋がっているとのお話でした。
今、陸前高田市も総合計画を策定しています。このような光景が、市民、職員など様々なところで見られなければならないと感じています。
11月には、第二回の議会報告会も予定されています。市民の皆さんと市政課題とともに、この町の夢も共有できたらと考えています。
「朝礼での一言」
http://urakami.no.blog.jo/blog/
今朝、久々にある方のブログを拝見しました。そのタイトルが「未来予想図」でした。
旭川市の旭山動物園の話でした。若い職員が酒を酌み交わしながら、こんな動物園になったらいいなとみんなで、絵を描きながら様々な話をしたということが紹介されていました。
彼の仕事柄、まちづくりにも使える手法ではないかとの感想がありました。
岩手県で素晴らしいまちづくりをしているところに葛巻町があります。3月にお邪魔した際に、鈴木町長さんが同じ事をお話になられていたのを思い出しました。
鈴木町長さんが高校を出て、すぐに役場に就職した時だそうですが、当時の町長さんが、若手職員を町長室に呼び、この町をどうしたらいいかと地図を広げて、絵を書いたそうです。それが、現在のまちづくりに繋がっているとのお話でした。
今、陸前高田市も総合計画を策定しています。このような光景が、市民、職員など様々なところで見られなければならないと感じています。
11月には、第二回の議会報告会も予定されています。市民の皆さんと市政課題とともに、この町の夢も共有できたらと考えています。
「朝礼での一言」
http://urakami.no.blog.jo/blog/
2010年9月10日金曜日
誰が責任をとるのだろう
村木厚生省元局長の判決が大阪地裁で出された。
結果は、「無罪」であった。
この結果を、真摯に考える時、誰が彼女の人生に対し責任をとるのだろう。
法務省も、検察も、捜査に係わった大阪地検の特捜も誰も責任はとらないのだろうと思う。
彼らが考えて、様々な捜査をした。その結果が、起訴であった。それは仕方が無いとしても、彼女の人生をどう取り返すのだろう。
報道もまた同じではないだろうか、推定無罪という法の原則はどこにも、ひとかけらもない報道をして、社会的に抹殺しているのが現状である。
今回のが、検察も、報道機関も見直すことが出来る良い機会ではないだろうか。
それとも、ルーティンワークで同じことの繰り返しだろうか。
また、石川知裕代議士の場合も一方的な、検察官の感情移入による法律の適用があるのではないだろうかと思う。
仙谷官房長官の事務所費問題は、修正でチャラか?同じようにテーブルに載せて捜査・報道すべきでは。
今の、日本には皆が同じとする法のスタンダードが無いのではないのではないのだろうか。
結果は、「無罪」であった。
この結果を、真摯に考える時、誰が彼女の人生に対し責任をとるのだろう。
法務省も、検察も、捜査に係わった大阪地検の特捜も誰も責任はとらないのだろうと思う。
彼らが考えて、様々な捜査をした。その結果が、起訴であった。それは仕方が無いとしても、彼女の人生をどう取り返すのだろう。
報道もまた同じではないだろうか、推定無罪という法の原則はどこにも、ひとかけらもない報道をして、社会的に抹殺しているのが現状である。
今回のが、検察も、報道機関も見直すことが出来る良い機会ではないだろうか。
それとも、ルーティンワークで同じことの繰り返しだろうか。
また、石川知裕代議士の場合も一方的な、検察官の感情移入による法律の適用があるのではないだろうかと思う。
仙谷官房長官の事務所費問題は、修正でチャラか?同じようにテーブルに載せて捜査・報道すべきでは。
今の、日本には皆が同じとする法のスタンダードが無いのではないのではないのだろうか。
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