2008年7月13日日曜日

合併を特定課題とした市政懇談会



 今朝は6時から水田水利組合の共同作業があった。これからの時期にカメムシの発生予防のための共同作業であり地域総出での草刈作業です。地域の原点を見るような気がします。


 さて、11日に最後の地区での市政懇談会が終了した。今朝の地元紙にもその様子が掲載されていた。さまざまな地域で、さまざまな考えがあるように受け止めている。私も、2つの地域の市政懇談間に出席した。合併の是非論だけが突出したようにも感じられたが、今のままで行くとどのような町になるのかが見えない説明会であったように感じている。

 合併のメリットデメリットは一般論だけであり、具体的なまちづくりに即したメリット・デメリットが提示されず、判断に資するようなものがないのが残念であった。


 私は、これまでも議会において合併はすべての行政課題を解決することができる魔法の杖ではないが、まちづくりの手段として手法として検討を行うべきと主張してきている。具体的な検討をして今のままがメリットが多いと判断したら今のままを選択すべきだし、合併によるまちづくりが将来によい点が多ければ具体的な行動に出るべきであると考えている。まちの現状、政策の方向を洗いなおしてみる時期であると思う。

 

 早稲田大学大学院の北川先生の言葉を借りて締めくくりたい。

  いまこそ、地域視点・住民視点で陸前高田をせんたく(洗濯・選択)すべきときである。
写真は、小友地区での市政懇談会の様子である。

2008年7月4日金曜日

岩手自治体学会



 6月21日に、盛岡市のア・イーナを会場に岩手自治体学会第三回交流大会が開催されました。

 岩手県内を中心に120名を越える参加者があり、基礎自治体の役割とはなにかを厚く勉強したところです。

 千葉大学法経学部長の新藤先生の基調講演にはじまり、4人のパネラーによるパネルディスカッション。会場との意見交換、そして会場を移しての交流会と盛りだくさんな日程でした。

 交流会では、講師の方々や参加者と意見交換ができ、改めて自分が係わっている地方自治のあるべき姿の多様性を感じたところです。

 でも、究極の目的は「地域住民の生活の維持向上と福祉の向上」にあることは間違いありませんが、そのアプローチの仕方は千差万別であると感じたところです。


 8月21日、22日には盛岡市で全国自治体交流研究大会と自治体学会の総会及び研究大会が行われます。多くの方々の参加を心待ちにしています。当日は、スタッフとして成果が多い大会にするよう汗をかきたいと思っています。