2007年12月31日月曜日

2007年に感謝

 2007年もあと1時間と少しで幕を閉じようとしている。この一年は、私にとっても家族にとっても大きな変化の一年であった。子供たちの進学、就職とそれぞれが人生の転機を迎え、様々な選択肢の中から自分の道を選択しその道を歩んでいる。

 また、3度目の市議会議員選挙を地域の皆さん、友人、先輩、そして家族に支えられ戦うことができ、無事当選することができた。本当に感謝である。皆さんのご恩に少しでも報いるようにと、議会として様々な活動を仕掛けてきたが、もう少し頑張れたのではないかと悔いも少し残った。この悔いは、来年への課題としたい。

 福田利喜個人としては、今年も様々な出会いがあった。その出会い一つ一つに思い出があり、そして私の人生にとって本当に有意義な出会いばかりであった。来年も、この出会いを大切にしたいと思う。

  2007年この素晴らしい年に感謝。

  そして、この一年、私を支えてくれた皆様に感謝です。

  素敵な出会いに、感謝です。


 来年は、50歳を迎えます。自分としては、またひとつの節目の年と考えています。さらに飛躍するための準備の年としたいと心に誓う2007年の大晦日です。テレビでは、NHK紅白歌合戦が放送されています、大好きなZARDの曲も流れました。来年も、ZARDの「負けないで」と岡村孝子の「夢をあきらめないで」をテーマソングとして1年間を走りぬきたいと決意した2007年365日目の夜です。


  本当に、皆様「ありがとうございました。」

   2007年に感謝

    支えてくれた皆さんに 感謝
  
     家族に 感謝

  素敵な出会いに 感謝

      2007年 本当にありがとう

               陸前の国 気仙郡(けせんごうり) 住民 福田利喜

2007年12月28日金曜日

一関市議会との交流会開かれる


 12月定例会も終了した21日に、一関市を会場とした「第2回一関市・陸前高田市議会議員交流会」が開催された。この交流会は、合併した一関市と本市が隣接したことから、連携して地域づくりに貢献しようと昨年から始まったものです。

 昨年は、本市を会場に開催されました。本年は、一関市を会場に両市の議会議員の大半が参加して行われました。開催市の浅井一関市長、佐々木議長さん、それから本市の西條議長が挨拶を行った後、江戸時代の刑法学者である一関市大東町出身の「芦東山」に関する講演を、芦東山記念館の菊池先生から受けました。江戸期の当地方に、現代刑法の基本を形作った方がいらっしゃたことにびっくりしたところです。一ノ関までの国道343号を通るたびに、JR大船渡線摺沢駅に大きく表示されていることは承知していましたが、刑法学の大家だとは知らなかった次第です。

 後援会が終了後は、議員同士の情報交換会を開催し、旧知の議員さんや新たに名刺交換をさせていただいた議員さん方と、様々な情報交換をさせていただきました。特に、合併の効果と影響、地域づくりへの様々な考え方など有意義な交流会となりました。

 色々な方と意見交換することにより、改めて陸前高田市の地域づくりについて考えさせられた一日となりました。

写真は、挨拶をする一関市の佐々木議長さん

2007年12月21日金曜日

関東自動車工業㈱岩手工場にいってきました


 12月定例会が終わった翌日の12月19日に、岩手県金ヶ崎町にあるトヨタの組み立てメーカーである関東自動車工業株式会社生産本部岩手工場様を訪問させていただきました。

 市議会会派「新星会」の研修計画の一環としてかねてから計画していたもで、当日は公務出張の西條議長と都合により出席できかねた清水議員を除き、会派所属議員3名と菅野広紀議員を加えた4名に、市の雇用対策企業誘致を担当する職員4名の合わせて一向8名で訪問させていただきました。

 関東自動車工業の青山主査、荒川さん、加賀沢さんの渉外担当の皆さんから会社概要、工場の概要と、部品の供給状況や雇用状況などの説明を受けた後、3年前に増設された第2ラインを見学させていただきました。品質管理と業務改善のすばらしさにただただ感心させられたところです。トヨタ関連でも、ここしか行っていない全車保障のシステムには本当にびっくりでした。

 その後、意見交換の時間を1時間以上とって頂き、様々なものを吸収したと感じています。帰りの車中でも、議員同士で感想とともにどうしたら本市の産業や経済に、このリソースを活用できるかなど話し合いながらの帰路となりました。有意義な一日となったと感じています。


 内陸は雪模様で、陸前高田とは別世界と感じたところです。


 輸出審査や様々な来客が多い中、関東自動車工業岩手工場の皆様には本当にお世話になりました。ありがとうございました。

 また、今回の橋渡しをしていただいた、大船渡市の谷地保険事務所の谷地社長さんには本当に感謝です。ありがとうございました。


写真:関東自動車工業岩手工場玄関ホールにて(第二ラインで製造されているベルタと、新たに生産が開始されたカローラルミオンの前にて)

12月定例会終了・・・・・色々ありました

 今月7日から始まった12月定例会も、18日に12日間の会期を終了し、今年の議会としての公式行事は今日の一ノ関市議会との交流会だけとなった。


 今期定例会は、一般質問議会かと思われたが、様々な出来事があった。議会人として、議会の仕組みの理解や、そして議会の面子にこだわるか、陸前高田市議会としての責任を果たすかを考えさせられた議会でもあったと感じている。


 前期高齢者(65歳から74歳までの人、ちなみに75歳以上は後期高齢者という。)の国保税を来年度から年金支給額から天引き(法律用語では、特別徴収といいいます。)するという、国の法律改正による市条例の改正が提案されました。本市の国保の納付状況からすると、納税組合がキチンとその役割を果たしていることなどから、本当に必要な制度かという議論をさせていただきました。議会の場でないと本音で議論できるのですが、裃を着て議論する議会においては、制度論や市民生活に与える影響といったものになってしまうけど、やはり問題点や改善すべき点を明らかにして、市民生活に不便をきたさないようにすることが私たちの役目だと思っています。
 その点からも、現在天引きされている介護保険料と合わせて年金支給額の半額まで天引きできるという、年金制度の根幹を揺るがすような制度でした。・・・・・取りやすいところから取るという官僚の考え方が表に出た制度といえます。

 この条例案の議決に当たって、本市議会では長い歴史の中で初めて、付帯意見を議会の意思として付けました。本当に一般的なことだけど、議会として当たり前のことをキチンとしてほしいとの考えを表明させていただきました。

 議員提案、委員会提案があったことで、議員と議員が質問・答弁をする機会があり、議員の技量向上にも繋がった議会だったと感じています。

 もっと、もっとたくさんの出来事があった議会ですが、これを機に市議会議員として、さらに勉強しなければと再認識した定例会となりました。

2007年11月8日木曜日

岩手県市議会議員研修会

 年に一度、岩手県下13市の全議員を対象とする岩手県市議会議長会主催の研修会が盛岡市で開催された。毎年、講師を呼び、その時々の時事問題や地方自治を取り巻く様々な環境について勉強をしてきた研修会である。研修会は講師を迎えての講演と、議員の意見交換会の2部構成になっている。
 今年は、2人の講師をお迎えして勉強会を行った。一人目は、元NHKアナウンサーであり解説委員を務められた西田善夫さんであった。主題は茨城県立取手二高、常総学院で高校野球の監督を務められ全国制覇も経験された木内監督の言動をもとにした思いを伝えることであった。ユーモアを交えて話されていたが、聞き手をひきつけて離さないその話術には現役のアナウンサー時代からの様々な経験や西田さんなりの努力、人と人との付き合いから構築された信頼感ある人間関係を受け止めることができた。NHKというブランドに頼ったものの取材活動ではなく、西田善夫という一人の人間が醸し出すものがあの語り口を裏付ける資料を集めることができたのではないかと感じたところである。
 2人目の講師は、4月の知事選で岩手の新しいリーダーとなられた達増拓也知事であった。今後4年間の地域経営計画と題しての講演であり、岩手の行政運営の指針を示されたものだった。様々な現状を分析され、岩手の主産業である農林水産業の振興と企業誘致や地場産業の振興を進める政策と、岩手を4つの地域に分けそれぞれ地域特性を活かした政策を推進するとしていた。只、達増知事はきちんと分析されており、1次2次産業は、現状をどう維持するかである、飛躍的な向上を即座に実現することは困難を伴うとの考えがあり、3次産業の振興が鍵であると話されていた。3次産業というとサービス産業であると私は短絡的に考えてしまうが、知事は3次産業というのは創造産業であるとの見解を示し、これからの柱と考えるとのことであった。1次2次産業を含めた産業を創造することが大きなキーになるとの考え方であり、工夫と創造が地域経営の新たなへむけたものとなると感じたところで目から鱗の思いをしたところである。
 議員の意見交換会では県内各市の旧知の議員さんや、先輩や友人が4月の統一地方選で新たに市議会議員となられた方などとしばし様々な話をしてきたところである。奥州市の佐藤邦夫議員とは地方議員のマニフェストについて新たな勉強会の話などがでてきた。県内には様々な経験と意識を持った議員さんが大勢いることを改めて感じた一日であった。
 このような研修会をはじめ、様々な機会をとらえ自分の節目とし、さらに前進する力としたいと思っている。

2007年10月17日水曜日

今度の日曜は全国太鼓フェスティバル


 21日の日曜日は、19回を数える全国太鼓フェスティバルが開催されます。「太鼓の甲子園」と全国の太鼓関係者から呼ばれている太鼓のお祭りです。朝10時から午後3時まで全国から11の団体がその技を競演します。「いのちは鼓動から」の合言葉のもと開かれてきました。その感動は現場で生出見ることによって実感できます。

 これまでは、前売り券の発売とともに完売状態が続いてきました。毎年3000人のお客様が様々な地域からおいでいただき、高田ファンになっていただいていた貴重な、住民手作りのイベントでしたが、ここ数年は観客者数が2000人前後になってきました。様々な地域で同じようなイベントが増えたからかもしれません。知らず知らずのうちに、僕もその一人ですが実行委員会が、マンネリになっていたのかもしれません。

 日本の地方、片田舎で行われてきたイベントですが、地域おこしの一端を担ってきた自負がありますが、長い年月、新鮮味と伝統を色あせずに行うことの難しさを痛感しています。これからも、地域に根着き地域の力を維持向上させるイベントとしていくように頑張りたいと思っています。

 10月21日(日)時間が取れる方は、秋の紅葉を楽しみながら「みちのく岩手・陸前高田」へおいでになりませんか。全国太鼓フェスティバルという人生に元気を与えてくれるイベントが待ってます。

 是非、おいでください。僕もスタッフの一人として働いています。よかったら声をかけてください。

2007年10月16日火曜日

寒くなってきました

 10月も中旬になりました。しばらくブログの更新が滞ってしまいました。
 本当に暑かった今年の夏ですが、一気に冬がすぐそこまで来たようです。昨日のローカルニュースで岩手山が初冠雪との報道がされました。我が家でも、室温が20度を切るようになり昨日から炬燵に火が入りました。周辺の田んぼもほとんどが稲刈りを終え、はせかけといわれる天日乾燥をしている稲もほとんどが脱穀を終え、晩秋の風景になりました。実りの秋ですが、なんとなくさびしくなっています。
 先に発表された日銀短観でも景気が横ばいから後退している地域があるされました。私が住む陸前高田市もなかなか景気が良くなりません。これからは、鮭の定置漁が最盛期を迎えます。そして、カキの出荷も始まり今年こそはとの思いが浜には充満しています。昨年のような風評被害が無いようにと祈っているのは漁師さんだけではなく地域の願いです。昨年の風評被害は、無知ともいって過言ではないと思いますが、厚生労働省のホームページが原因の一端です。机上の知識だけで様々なことを決め付けるのは、いかがかなと思っています。都市と地方の格差や考え方の違いが今、注目されています。是非、お互いが理解し合えることが必要と考えます。私も、微力ながら地域の情報を発信し続けようと思っています。
 今日から、スタートのし直しです。

2007年8月4日土曜日

第42回気仙地区議会議員協議会総会開かれる



 恒例の気仙地区議会議員協議会が開かれた。今年で42回を数えるこの会は長い歴史を重ねている。例年より一月ほど早い開催となったが、今年は9月に住田町で町議会議員の選挙があるからとのことであった。この会は、旧気仙郡の市町村(当初は2市2町)で構成され、市町村の枠を超えた様々な要望活動と議員の交流親睦を図ることを目的に開催されている。

 私は、今回で9回目の参加となるがその内容も少しづつ変わってきている。最初のうちは、総会においてそれぞれの市町が持つ課題解決に向け、地域内で岩手県へ重点的に要望する事項の決定と、その実行方法を話し合う時間を持ち、その後議員相互の交流と親睦を図る行事が開催されていたが、近年は、総会において課題解決にむけての要望事項等の決定という総会行事と、県の出先機関の公所長との意見交換や、講師を招いての研修会、そして交流会と内容が時代の要請に合わせて移り変わってきている。

 今回は、総会のあと岩手県の医師確保対策の現状や、本地域の農林水産業の現状と課題、今後の振興策について岩手県の高前田農林水産部長、尾形医師確保対策室長を講師に招き研修会を行った。

 構成する3つの市町はそれぞれのまちづくりをしており、ひとつの方向に向かうのは早急にはできないかもしれないが、今後は地域間連携についても議員協議会の議題としても良いのではないかと感じている。

写真上:総会提出案件の提案説明をする本市の伊藤副議長

   下:研修会の様子(高前田岩手県農林水産部長)

2007年8月2日木曜日

この夏は、太平世が一望できる海のすぐ脇にある温泉へ



 おはようございます。岩手も昨日梅雨明けしました。待ちに待った、夏到来といった晴天が続いています。陸前高田の観光といえば、年間80万人以上の海水浴客が訪れる、高田松原(近いうちに紹介します。)ですが、夏の一時期の観光となっていました。今日は、年中利用でき、海水浴場も素敵な広田半島にある天然温泉「黒崎仙峡温泉」をご紹介します。
 施設は、市が整備したもので、太平洋に突き出た広田半島の先端にある保養施設です。宿泊施設はなく、日帰りの入浴・休憩施設となっています。国立公園のど真ん中、海のすぐ脇に立つ施設です。
 写真を見てもわかるようなロケーションにあります。お風呂からは、太平洋が一望できます。天気のいい日はもちろんですが、穴場は海が荒れた日です。お風呂まで大波が飛び込んでくるような迫力があります。
 この夏、陸前高田へおいでの際は、是非、「黒崎仙峡温泉」へおいでください。泉質はナトリウム・カリウム塩化物泉です。なめるとちょっとしょっぱいですよ。体がぽかぽか湯冷めしにくいですよ。入浴中も、汗が噴出すほどです。
 夏の陸前高田から魅力を感じてくれたらと思います。
写真上は:黒崎温泉全景(入りませんでした)
   下は:お風呂からの眺めです。(海は太平洋です)

2007年8月1日水曜日

参議院議員選挙が終わった

 有権者の皆さんの現在の安部政権に対する答えは「NO」であった。大変に大きな差のついた答えであった。

 私は、小沢一郎イズムの真っ只中にあるものとして、今回の参議院選挙に加えていただいた。岩手県南を選挙カーに乗って街宣活動もさせていただいた。自分の選挙区以外の市町村でマイクを握り、街頭演説もさせていただいた。多くの皆さんが、隣の市とはいえ見ず知らずのものの街頭演説を熱心に聴いていただいた。本当にありがたかった。

 街頭で、私が訴えたものは、小沢先生が常日頃から言っておられる、「政治とは暮らしである」とのことを訴えさせてもらった。政治とはそこに暮らす人たちの暮らしが、生活が良くなることをすることであり、政治家だけのものではないということを、自分なりに話させていただいた。大変多くの方が、時にはうなずきながら、熱心に聴いていただいたことに感謝したい。



 今回の選挙結果がもたらしたもの、それは私たち民主党に関わるものからすると大変喜ばしいことではあるが、選挙後の安部総理のことばに多くの人が政治不信に陥ったのではないかと感じている。

 「反省すべき点は反省し」と言葉を使うが、何を反省しなければならないか、何が問題であったのかを語ることもなく、続投だけをアピールしている。ご自身が党首討論で話された「小沢さんが総理にふさわしいか私がふさわしいかの選択する選挙」とまでいっておいて、現在の対応はどうだろう。これでは、政治家がもつ言葉の重みをまるで考えていない、その場しのぎの話にしかならないのではないか。これでは、国民に示しがつかないばかりか、子供たちの教育にも問題大有りではないだろか。一国の総理として、言葉の重さを重々考えるべきではないかと強く思っている。「美しい国づくり」とは虚言で飾った国づくりなのだろうかとさせ感じる。



 当選をされた先生方には、参議院選挙で、国民が示したものをきちんと理解し、国民生活が少しでも良くなるよう国政を進めていただ着たいと願っています。私たち、地方議員も他山の石とはせず、市民の生活・福祉の向上、そして地域力アップのために、頑張りたいと思う。

2007年7月27日金曜日

ブログデビュー

おはようございます。ブログデビューです。

これまでは、HPに活動日誌として雑感的なものを載せてきましたが

今日から、少しでも田舎の議員活動として人口2万5千人の市の議員

活動について、書ければなと思っています。



市議会議員となって早くも丸8年が過ぎ、3期目9年目の議員生活に入

りました。今期は、様々な変革にチャレンジしたいなと思っています。

一つ目は、目に見える議会にしたい。当局から提案されたものについて

チェックするのではなく、具体的な事案について、議会が積極的に情報

発信をしていくことを行いたいと思っています。



今までは、周りに遠慮するところもあり、考えていたことの半分もできま

せんでした。でも、会派報を定期的に発行するところまできました。少し

づつではありますが、議会の動き、自分の考えを表に出していきたいと

思います。



出る杭は打たれるといいますが、打たれても凹まない杭になりたいと決

心しました。今日から、積極的に生きていきたいと思います。



まず、最初に今日は情報収集です。9月定例会に三陸道工事促進の特

別委員会を設置することとして準備を始めています。言いだしっぺである

ので積極的に関わっていきます。午後1時に国土交通省東北地方整備

局仙台河川国道事務所気仙沼維持出張所へいって所長さんからお話を

伺うこととなっています。



地元に生活している人はもとより、様々な人と交流をしながら、自分が住

む町でみんながこれからもどうしたら幸せに暮らすことができるかを考え

実現に向け努力することが、この町で政治に関わった者の使命であるこ

とを心に銘じ、「田舎議員の活動日記」スタートです。



福田利喜陸前高田市議会議員のホームページにも是非おいでください。

 http://www.f-toshiki.com