2008年9月29日月曜日

沿岸南部クリーンセンター建設事業他視察




 9月29日に、市議会市政調査会事業の一環として、釜石市に今年度から建設が始まる岩手沿岸南部クリーンセンターの建設事業の概要説明と、建設予定地を見学してきました。

 クリーンセンター事業については、沿岸南部広域環境組合の議会に携わっている関係から、これまでも様々な説明を受け、事業の進捗の節目節目で議会としての判断に加わってきたことから概ね把握していたものを再度確認したことになった。

 また、遠野・釜石間の最大の難所を解消した仙人道路を見学し、その後、本年度から本格的な工事に取り掛かった「津付ダム」と「津付道路」について、現地で県の担当者から説明を受けてきたところです。

 それぞれの事業も多額の費用が見込まれる事業であり、住民の生活に直結する事業であることから、早期の事業完了とともにその運用に当たって、議会としてどのようにあるべきかをも再認識したところです。

 写真1:沿岸南部環境組合事務局から概要の説明を受ける。

 写真2:釜石観音近くのクリーンセンター建設予定地を見学。測量調査が行われていました。

 写真3:住田町の津付ダム建設現場で、県の担当者より説明を受ける。

2008年9月27日土曜日

秋の全国交通安全運動






 秋の全国交通安全運動が行われている。25日の朝は、子どもたちの登校時間に合わせ街頭指導と、黄色い羽根の配布運動を行った。毎年、春と秋の恒例行事であるが、地域の人たちの協力には感謝・感謝である。

 交通安全協会の事務局として参加し、町内6箇所で黄色い羽根を配布する作業の下支えをさせて頂いた。この町内は、各年代の人たちが積極的に交通安全に取り組んでくれる。この朝も、安全協会の役員、理事、飲酒運転追放委員、シルバー部会、女性ドライバー部会幹事、交通安全母の会に、小学校の児童会、中学校の生徒会と大変多くの方々に協力を頂いたところです。

 今日は、午前中にシルバー体験交通安全教室を開催し、年配の方々に集まって頂き、飲酒運転疑似体験や総合判定などに参加していただきました。

 交通安全は人の気持ちから始まるものだが、施設面の整備も合わせてやらなければならないものであるが、ここ数年は行政、交通安全協会とも財政難にあえいでいる、本当に必要なところに予算を配分することが大切であり、住民へ頼ってばかりいられないことを、議会で行政当局とともに考えてみようと思う。

2008年9月24日水曜日

お彼岸



 秋の彼岸も中日を過ぎました。昨日までは、天気が悪くてなかなか写真を取れませんでしたが、今日やっと庭に咲く彼岸花を撮影しました。

 お彼岸だなと感じさせられる風景です。うちでは、ツツジと山茶花、百日紅の木の下に咲いています。直射日光が柔やげられるので、少し長持ちするみたいです。

 気持ちを少し落ち着けることができたひと時でした。



  写真の出来栄えには満足できませんので、再チャレンジしたいと思います。

 明日は、9月定例会の最終日です。色々な事がありすぎました。自分でも反省をしなければなりません。議会の運営に携わるものとして、もっともっと勉強しなくてはと思いました。
 ただいま、websiteをリニューアル作業中です。約3分の1作業が進みました。楽しみにお待ちください。その間は、更新が止まっています。ゴメンナサイ。

2008年9月20日土曜日

高田道路一部供用まで急ピッチ




 三陸縦貫道等整備促進特別委員会の調査事業として、建設工事が進む三陸縦貫自動車道高田道路の建設工事現場を視察した。

 大船渡碁石海岸インターから高田インターまでの7500メートルが高田道路となり、今回の一部供用区間は、国道45号の難所のひとつである陸前高田市と大船渡市を隔てる通岡峠をを含む3400メートル区間です。難所部分の峠は1200メートルのトンネルが貫きます。平成20年度中に一部供用が開始される高田道路は、地域民期待の道路です。かつては、道路公団の直轄事業として通岡有料道路として整備された部分です。(道路公団の人で、転校してきた同級生がいたっけ。その友達と小学生のとき有料道路を確か20円払って、自転車で通った思い出も。)

 人・モノの交流がより便利になると期待されています。県立大船渡病院への救急患者の搬送も、より短時間で行えるようになり、救える命も増えると期待されます。

 現在は、国道45号との取り付け部分の工事が急ピッチで進められています。

 現場では、国土交通省三陸国道工事事務所の鈴木工務課長、大船渡監督官室の石曾根建設監督官から説明を受けたところです。

 工事の支障となっていた部分の用地も解決し、今年度中の供用開始に向け、国交省、工事を請け負っている業者ともに一層の努力をしているとのことでした。切り替えの際には一部交通に支障があるかもしれないが、極力利用者に迷惑をかけない工法を用いる予定であるとの説明もなされた。

 また、高田インターまでの区間についても、本年度から用地買収と一部区間の工事が行われる予定となっているとの説明もあった。

 地域の発展に期待のかかる三陸縦貫自動車道の早期全線開通に向け、議会もさらに努力します。

2008年9月14日日曜日

今夜は十五夜



 雲が切れ、十五夜の月がきれいに見えてます。

 我が家でも、萩とすすき、お団子に変わってお餅と果物。そして、お神酒を縁側に上げています。毎年の恒例行事ですが、いいものですね。

 このまま、暫くいい天気が続いてほしいな。

 今年の秋は、秋の長雨続きです。早く、秋晴れが続くことを願ってます。

敬老会




 今日は地域の敬老会にお招きに与りました。元気な諸先輩に圧倒され、敬老会ではなく、皆さんからパワーを頂いた一日となりました。

 小学校の体育館を会場として、地区コミュニティ協議会の主催、女性会の担当で開催され、150名ほどの75歳以上の方々が出席でした。

 2時間ほどの時間でしたが、88歳米寿の方へのお祝い品の贈呈や、旧交温まる和気藹々の宴、そしてひい孫たちの権現舞と楽しいひと時でした。

 地域と一体となった保育活動を目指している市立小友保育所は、地域に伝わる文化の伝承に取り組んでいます。その一環が、子ども権現舞です。小学校では、剣舞、中学校では、剣舞と虎舞の伝承活動を行っています。地域に根ざした教育が行われていると感じているところです。

 また、小学校一年生の劇は、出演者が一人ひとりが「どこそこの孫の○○」と名のってからの演技楽しいものでした。


 政治的には、後期高齢者と呼ばれる人たちとなりますが、後期高齢者医療制度をはじめ抜本的な改革が必要と感じているところです。

 

2008年9月12日金曜日

いよいよ、決算審査


 昨日で一般質問も終わり、今日から実質的な決算審査に入ります。今日は、条例案と、補正予算の審査の後、一般会計決算について説明が予定されています。

 毎回のことですが、決算審査を前に事前勉強会です。

 今回は、新志会さんと合同での勉強会です。新星会単独で行ってきた勉強会とは少し様相が違います。さすがに、人数が増えると、疑問点も多くなります。勉強の成果をどう生かすか、みんなでアドバイスをしています。

 しかし、今回の補正予算もですが義務的なものだけで、政策的なものが少ないため、せっかくのPDCAサイクルのチェック、そして来年度予算に向けてのアクションのサイクルがうまく機能しないように感じています。
 財務体質の改善、プライオリティの改善策と、福祉ばら撒きだけでは明日見えなくなりそうです。将来に向けた投資も必要な時期であると考えています。市民生活向上のためにも、積極的な議論を行いたいと思います。

2008年9月11日木曜日

津波注意報



 市議会へ出席しようと車を走らせて、後2~3分で市役所につくというときに、車のラジオから津波注意報が速報された。程なくして、防災無線が鳴り津波注意報が発令されたので、消防団は出動し、海岸線の水門・扉門を閉めるようの指示が出された。

 久しぶりの注意報だ。議会へ連絡し開会時間をどうするかを尋ねたら、事務局まで来て、議長と打ち合わせをしてほしいとの事で、議会事務局に登庁。すぐさま、議長と話し防災を優先することにし、午後1時の開会と開会時間を遅らせることにした。

 すぐに、とんぼ返りで管轄する海岸線へ、先発隊が水門と扉門7箇所を閉鎖し警戒に当たっていた。

 警戒をしていたら、テレビ局の取材が来た。一言二言取材に応じた。一緒にいた団員が取材されているのをパチリ。津波防災の防潮堤から、警戒に当たっているうちの消防車両も1枚と。

 1時間半の警戒で、何事もなく津波注意報も解除。これまでなら半日は覚悟した注意報だったが、今回は速く解除された。時間を費やしたが、津波が来なくてほっと胸をなでおろした。津波常襲地帯だけに、人一倍敏感になる。消防団や地域住民の対応も迅速だ。

 今日のような平日の日中だと団員が地元に残っている人数が少ないので、消防団OBをはじめ地域の人たちの協力が何者にも代えがたい。本当にありがたいことだ。たまたま、他の取材できていたテレビ局の人も、迅速な対応には驚いていたようだ。

 地域防災は、地域の人たちの手によって大きな部分が担われていることを、改めて感じたところである。

2008年9月10日水曜日

一般質問です

 今日、3人目として一般質問に登壇します。
 中里市長と、市政運営の根幹について議論します。
 市の行き先とその根拠、自立を目指すとすればその根拠となる財源などについて、考え方とプランについて自分お考えを表しながら、議論を深める予定です。

  一般質問は、誰でも傍聴できます。
  市役所の議会事務局までおいでください。
  11時半からになるか。午後1時からになるか微妙な所です。

2008年9月8日月曜日

一般質問を行います

 明日から、陸前高田市議会定例会の一般質問が行われます。
 今期定例会は、11名の議員が登壇し質問を行う予定です。
 私も、質問します。
 質問内容は、
  ○市町村合併とまちづくりについて
  ○行財政改革について
             です。
 私の登壇予定は、
  9月10日の午後1時からとなる予定です。

 是非、傍聴にお越しください。

先人の技を広める「左官」展



 私の地元にある気仙大工左官伝承館で、左官に関するイベントが行われた。会場には土壁の体験コーナーや、左官さんが実際に使っていたコテが展示されていました。普段は、展示資料館にあるものの他、より多くの道具が手を取れるように伝承館の座敷を特設展示コーナーとして並べられていました。

 また、地域の先人が建てた土蔵の写真展も開かれていた。決して派手さはないが、技術の高さを感じられるものばかりでした。

 開催・運営に当たっては地元の皆さんの手作りであることに地域のパワーを感じたところです。

9月定例議会始まる

 先週の金曜日から9月定例議会が始まった。初日は、会期決定から揺れた。議会運営委員長として、議会運営委員会に諮り、9月5日から25日までの21日間としたいと報告し、議長がこれを諮ったところ、異議が出された。そして、この取り扱いに関しても休憩動議が出されたりと、最初から波乱含みでの幕開けだった。
 議会の制度や決まりを再認識しなければならないと感じたところでした。
 また、その後開かれた全員協議会では、議会活動議員活動とが混同されて議論されていた。私たちが「陸前高田市をせんたくする議員の会」を組織して、市内各地で行った議員としての行動に対し、様々な意見が出されたが、議員個々が様々な考え方と、色々な手段を用いて行う議員活動をどう捉えるかとの話になるわけだが、議員は自分の考えを広く有権者に対し広めることと、様々な有権者から多くの考えを聞くことが大切なことであり、様々な課題に対し判断するときの材料になるものと私は思っている。
 議員が名誉職であるかどうか、チェック機関だけなのか、地方自治制度の変革と共に議会の役割、議員の役割が変わってきている。
 陸前高田市民にとって、どんな影響があるのか、市民生活の向上のためにはどうしたらよりベターなのかを常に考えながら議員活動を行ってゆきたいと再認識した日でした。

2008年9月6日土曜日

平成20年全国太鼓フェスティバル入場券発売開始




 いよいよ、今年で20回目の節目を迎える全国太鼓フェスティバルの入場券が発売になります。

 これまで、様々な思い出と歴史が織り成してきた陸前高田市の手作りイベントが20回の節目、成人式を迎えます。

 太鼓の甲子園と命名され、「命は鼓動から始まる」の副題の下行われる、全国に誇れる太鼓の祭典です。

 明日、9月7日に入場券が発売されます。発売は、陸前高田市の道の駅「タピック45」と気仙沼市の「ジャスコ気仙沼店」で発売されます。

 多くの人が、今年も見に来てくれたらと思っています。

 私も、スタッフの一人ですが、明日は消防団の水防演習と重なったため残念ながら欠席ですが、このブログで宣伝しようと思います。

2008年9月4日木曜日

市民の皆さんと一緒に考える会


 8月18日から、市内11地区で「市民の皆さんと一緒に考える会」を開催している。夕べの会場で10箇所を歩いた。今日が最終日となる。

 市民有志から「合併特例法に基づく、法定協議会の設置を求める直接請求」が出され、議会に付議されることとなった問題に対し市民の関心が高いことなどからもあって、議員有志に声を掛けて「陸前高田市をせんたくする会」を発足させ行っているものである。

 合併に関しては、昨年の8月から、岩手県の合併推進審議会長である岩手県立大学の斉藤教授を訪ね、ご教授いただいてきたところである。そんな中から、今回の会ができたわけだが、市内全域を回って、様々なことが見えてきた。

 特に、合併問題に関しては、大方の人が「わからない。判断する材料が乏しい。」、「もっと、情報提供を」との声が多かったことなど。私たちが、これからどのように情報を発信すべきか。どのような活動が不足していたかなどが肌身で感じられた。

 この会の、言いだしっぺであることから、代表幹事をおおせつかったが、今後は、この会をいかに実のあるもの。市民と議会との架け橋として如何に大きなものにするかを考えながら、今後も行動していきたいと思う。

 なかなか、手厳しいお言葉もたくさん頂戴したことを肝に銘じたい。

全国自治体政策研究交流会議・第22回自治体学会岩手・盛岡大会





 8月21日・22日の両日、盛岡市のマリオスとアイーナを会場に、全国の自治体関係者、研究者、議員などが終結し、自治体の現状と今後を語り合った。

 地方分権、自治体合併が進む中でどのようなまちづくりを行うべきか。特色あるまちづくりを行っている事例発表などが行われた。

 私は、岩手地元スタッフとして準備と運営にたずさわり、様々な経験と新たな人脈が生まれた。このような研修会に参加して思うことは、研修会もすばらしいが様々な人との出会いがまた素晴らしいということである。

 二日目の自治体学会総会では議長という大役もおおせつかり、無事進行できたこと、突然ではあったが、自治体学会に地方議員の研究会を立ち上げてはとの積極的な提案があったことなど、有意義な総会ともなった。

 市議会の仲間に声を掛けたところ、8名の仲間が参加してくれた。みんなそれぞれに、得たものがあったといってくれたことがうれしく思っている。