2009年7月29日水曜日

富良野市へ行ってきました№2






 富良野市では、富良野市の財政健全化計画と観光振興について勉強をさせて頂きました。
 特に、観光振興では観光振興を市の柱としている本市にとってまたとない機会と捉え、お話を伺ったところです。
 富良野市の観光が大きく変わったのは、昭和49年に市の働きかけにプリンスホテル(国土)が、応えてスキー場整備、ホテルの建設に始まったとのことです。その後、倉本聡の「北の国から」のロケ地、舞台となったことから、夏の観光が伸びてきたということでした。
 また、丘の写真で有名な美瑛町から占冠村までの1市4町1村で富良野・美瑛キャンペーンを実施するなど、行政の枠を越え、観光分野を一つの組織として行っていることが現在につながっている。との話を聴いて、本市が行っている観光行政の在りかたを帰るべきではないかと感じたところです。
 観光を産業として捉えるためにはどうすべきかを、プリンスホテルさんから学び、行政として環境整備に努めてきたことも観光客を呼び込むことにつながったとも話されていました。観光地であるからこそ、トイレの環境にはまちを挙げて取り組まなければならないとして、昭和50年代より公共下水の整備に取り組んだことや、年間○○万人の来訪とかいう、漠然とした数値を活用するのではなく、項目を定め定点観測を継続することにより、何が足りなくて、何が支持されているのかを的確に把握することが出来、行政運営につなげていることなど、観光行政において勉強になることばかりでした。
 観光協会を富良野圏域全体で、ひとつとし法人として独立させ、圏域の市町村は、それを中心として協力して観光行政を進めていることなど、本当に観光を産業とするための努力を行っていると痛感したところです。
写真は、富良野市で勧められた昼食(牛の鉄火丼みたいでした。)
富良野駅前で、・・・富良野駅前にある観光協会、観光ボランティアも常駐してました。
視察風景をちょうっと紹介。

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