2011年5月29日日曜日

がれき処理の考えの違い

久々の更新です。

昨日、玄葉民主党政調会長(国務大臣の立場ではなく)が陸前高田にいらっしゃった。
その際に、現場も視察をしていただいた。戸羽市長からもがれき処理についての要請が行われたが、国の考えはなかなか固いのか杓子定規なのか、動き出しが見えないような感じであった。

私と戸羽市長と二人で、木質はこの場で燃やすことが最善であり最も早い処理であると同じ考えであった。

環境省の役人も同行していたので、なんとかこの場で焼却させてくれないかといったら、野焼きはちょっと出来ないとのことだった。

このまま、5年も10年も放置しているほうが環境にどれだけ負荷をかけるか。経費がかかるか。なにより、このまちで復興しようとしている我々にとっては最大の重荷であるし、まちの再興の大きな障害だと訴えた。

このままだと、巨額の国費を投じて、まちとしてのハードが整備された時には人のいない災害過疎の町になっていると訴えたが、どこまで通じたか。

担当の一面だけを観て職務を執行するのではなく、全体を様々な角度から観て検討し施策を打ち出して欲しいと痛切に感じている。

菅総理、本当のリーダーシップを見せて欲しい。

小友浦を覆いつくした、津波によるがれき

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

福田さん、こんにちは。
オーストラリアに在住です。
5月31日にこちらのABCテレビで福田さんを拝見いたしました。陸前高田市のみなさんは毎日、がんばって生きていらっしゃって感動しました。日本の震災のニュースを見る度に涙を流しています。福田さん、応援しています。