2009年9月24日木曜日

仕事に忠実?

今日、非常に腹がたったことがあった。

今日は、職員が本当に自分の職務に忠実であることへの腹立ちである。



ある課に、市民の勉強会をしたいのでとの話をしにいった。担当課であり、担当の係りにである。内容を話したら、それは市の施策で行っている「出前講座」のメニューにあるので、出前講座の窓口課へ行ってくれとのことだった。



その窓口の課は、一度庁舎を外に出て、道路を渡った別の建物にある。市役所はLANで結ばれており、出前講座の申込書も、その業務の担当課でもプリントアウトできるし、市のホームページでも出来るようである。・・・・後で知ったが。

窓口の課で申込みをしても、担当課と日程の調整等をして、再度連絡をもらうらしい。であれば、なぜ担当課において、日程等の詳細を詰め、そこで申込書を記入することが出来ないのだろう。

自分のセクションの担当ではないから、よその課の仕事だからといったセクショナリズムを忠実に守っている。職員の鏡かもしれない。



しかし、そこには自分達は何のために存在し、何のために仕事をしているのかという。主体が違っているのではないか。

生活の糧を得るための労働の場、対価を得る場と考えているのなら、そんな職員はいらない。地方公務員法をよく読み、その理念をしっかりと理解して職務に忠実になってほしい。



今、城山三郎さんの「官僚たちの夏」が話題になっている。登場する官僚は、国家のため、国益のため、国民のためを常に意識して仕事をしていると描かれている。

私は、本に登場するほど、そこまでは古くないが、諸先輩と議論し、上司とぶつかったり、どうしたら市民生活が良くなるかを基本に様々議論や行動をしてきたと自負している。



いつの間にか、当時議論した先輩が、安全運転に転じている・・・・どこを見た安全運転かはみえてこないが・・・・時には必要かも知れないが。



仕事とは何かをもう一度整理し、本筋を理解してから仕事に忠実になってほしい。
と感じた一日だった。

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