2010年8月8日日曜日

総務常任委員会視察その1


7月27日から30日に掛けて、総務常任委員会の行政視察が行われた。

視察先は、三重県鳥羽市において、防災対策を、三重県伊賀市において議会基本条例の運用につい手を調査してきた。


鳥羽市は、リアス式海岸と離島を有しており自主防災組織の活動が盛んな地域であること、当南海地震などの大きな自信とそれに伴う津波対策に力をいれていることから視察先に選定しました。


27日は、一ノ関~東京・東京~名古屋・名古屋~鳥羽と一日新幹線とJRを乗り継いでの異動となりました。高田をでたのが午前8時、鳥羽に着いたのが午後4時半。途中、等級駅の乗り換えは8分。駅弁を買って、新幹線内での昼食です。


翌日、鳥羽市の防災担当者から具体的な説明と、2月28日に発生したチリ地震津波の対応等について意見交換をしたところです。


鳥羽市では、地震や津波により孤立する地域や離島を抱えていることなど、本市より厳しい環境がありました。その中で、避難人員の確認や、一人暮らしの方の安否確認、地域での車椅子利用者等からだの不自由な人たちの避難体制を自主防災会が行っていることなど、本市でもこれから取り組まなければならない課題について勉強することが出来ました。


また、当市とは違って通年型の観光地であることから、観光客の避難体制等についても様々検討を行っておられましたが、なかなか理解して頂けないことなど、同じ悩みも抱えておりました。


東海、東南海、南海地震による被害が予想されている地域であり、防災にかかる様々な通信手段や装備が充実していたり、各種のハザードマップの整備状況や、非難施設との連携がされていたのも印象として残りました。

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