2010年2月23日火曜日

サラリーマン or 公務員

「あなたは、サラリーマンですか公務員ですか」との問いを、明日明日幹部になろうとしている職員に投げかけてみた。答えは、即座に「公務員です。」頼もしい限りである。

なぜ、このような問いを発したかと言うと、私の目から見ると「行政のプロ」との意識に欠けているのではないかと思えることが見受けられるからだ。・・・・・・個々の職員を指しているのではない。

たとえば、今策定作業を行っている長期計画についても、「市民のみなさんから、考え方を、」とか「課題点を出してもらって」などと、よく言えば市民参加。悪く言えば、他人任せ。その先には、結果責任は、市民が作ったんだから、議会が承認したんだからというように、「自己決定・自己責任」という地方自治の本市に変えるものと予見されるが。

おおよそのことは、行政計画を作るうえでは、行政のプロである職員が、大方を把握しフレームやスキームをキチンと提示できないようでは、公務員としてではなく、サラリーマンとして存在していると感じている。
そのフレームやスキームに、市民が持っているポテンシャルやアイディアをどれだけ効果的に発揮できるよう収めるのが本来の計画づくりのように私は考えるが。

手法の違い、首長の考えだからではないと思う。「市民とともに」を履き違えてはいないだろうか。最大の情報を持ち、プロとして行政に係わっている方々が、それを放棄したら、何をするのだろう。

是非、反論を頂きたい。「反問」ではなく「反論」をお寄せください。


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