2008年9月11日木曜日

津波注意報



 市議会へ出席しようと車を走らせて、後2~3分で市役所につくというときに、車のラジオから津波注意報が速報された。程なくして、防災無線が鳴り津波注意報が発令されたので、消防団は出動し、海岸線の水門・扉門を閉めるようの指示が出された。

 久しぶりの注意報だ。議会へ連絡し開会時間をどうするかを尋ねたら、事務局まで来て、議長と打ち合わせをしてほしいとの事で、議会事務局に登庁。すぐさま、議長と話し防災を優先することにし、午後1時の開会と開会時間を遅らせることにした。

 すぐに、とんぼ返りで管轄する海岸線へ、先発隊が水門と扉門7箇所を閉鎖し警戒に当たっていた。

 警戒をしていたら、テレビ局の取材が来た。一言二言取材に応じた。一緒にいた団員が取材されているのをパチリ。津波防災の防潮堤から、警戒に当たっているうちの消防車両も1枚と。

 1時間半の警戒で、何事もなく津波注意報も解除。これまでなら半日は覚悟した注意報だったが、今回は速く解除された。時間を費やしたが、津波が来なくてほっと胸をなでおろした。津波常襲地帯だけに、人一倍敏感になる。消防団や地域住民の対応も迅速だ。

 今日のような平日の日中だと団員が地元に残っている人数が少ないので、消防団OBをはじめ地域の人たちの協力が何者にも代えがたい。本当にありがたいことだ。たまたま、他の取材できていたテレビ局の人も、迅速な対応には驚いていたようだ。

 地域防災は、地域の人たちの手によって大きな部分が担われていることを、改めて感じたところである。

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