2010年6月9日水曜日

回り道?近道?

 「何が近道なんだろう。何が回り道なんだろう。」との思いがある。

 議員の定数はどうあればいいのかという議論が始まった。私は、まず何人といった数ありきではないと考えている。他の市町村議会が何人だからではないと思う。市民に対してキチンと説明できる根拠が必要だと考えている。

 議会とはどのようなものであるべきか。
 議会が、今求められている役割とは何か。
 今後考えられる、地方の役割に対して議会はどのような役割を担うべきか。
 今後、議員が果たすべき役割・責務とはとのようなものと考えているか。

 議会の役割、制度の変革によって求められる議会とは、などを検討し、議会としてのあり方を考えたときに、議会の質や規模が決まってくると感じている。
 また、きちんと理論化することにより、定数決定の根拠・論拠を市民に対し明確に説明できるものと考える。

 このことを考えることが、議員定数の答えを導き出す近道であり、王道のように私は考える。

人からは、正論を議論しても模範解答しか出てこないから、直接的に議論すべきとの意見もあるようだが、それでは何故その人数になったかという答えは出せないように感じる。また、市民にも納得をしていただけるような答えは出せないと考えている。

 何事も、何が回り道で、何が近道かを判断する際には、本質は何かを考えることが必要と考えている。

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