2010年6月10日木曜日

既得権と行政の公平性・平等性

既得権について考えさせられている。
既得権を見直す時期はいつなのか、どんなときに見直さなければならいのか。

一つの時期は、行政の公平性・平等性を考えるときが大きなポイントになるのではないだろうか。

市に必要だけども行政では、直接事業を行うことが出来ない。そこで、民間の方々に行ってもらう必要があり、行政は出来る範囲でのお手伝いをして、始めてもらうことが多々ある。

行政の支援は、許認可であり、財政的な支援であり、土地の無償貸与のときもある。

そのうち、その種の事業が社会的に定着・浸透して、民間ベースでも様々な事業が展開されてくる。一定期間が過ぎ、最初の法人も一人前になって、様々なものを更に展開する。あるいは、行政からの要請もあるかもしれないが、事業展開を進めることが出てくる。

そのときに、最初の法人に対して優先的な要請や、様々な利便の提供がいつまでなされなければならないのか。後発の民間法人からすると、同じ法人でありながら行政の支援が全く違うことに、不公平感を募らせてくる。なぜ、新たな事業展開をするときに同じスタートライン意立てないのかといった疑問も生じる。

こんな時こそ、既得権の見直しをする良い機会ではないかと感じている。

新たなものをはじめようとするときには、前例踏襲ではなく、様々なものを見直し、行政の公平性・平等性を確保する良い機会ではないかと考える。

ぜひ、市民生活の向上を様々な角度から検討することを念頭に入れた行政の展開を願いたい。

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