2010年2月23日火曜日

思った以上に

小泉内閣が行った三位一体改革が、と言ったらよいか、それとも、現市政を担う方針がそのような結果をもたらしたかは定かではないが・・・・・・交付税ショックを引き起こしたのは、小泉内閣であることは確実な事実であるが。

様々な事業が縮小・廃止されてきた。財源確保のために職員の削減もハイペースで進められてきた。結果は、思った以上に組織の疲弊を招いていた。職員の気持ちも萎えているかもしれないが、それ以上に具体的なスキルが落ちている。

昨日、ある方から電話を頂き、話を伺った。昨年からの経済対策といわれるミニバブルで公共工事が増えたが、発注にかかる手順と言うか、仕様書や各種関連図書を役所が書けていないのではないかと感じられた。それも、一つや二つではないようだ。予算の組み方にも・・・・これは、財政担当ではなく、要求する担当側だと思うが・・・・工事なのか物品購入なのかといった整合性のあわないものも見受けられる。これは、一概には言えないこともあるが、補助対称にする場合はどちらが有利かなどのテクニックが必要となってくるものもあることは承知しているが、ただ、様々なことがうまく引き継がれていないように感じる。

これは、目で見える人件費の削減効果以上に、目に見えない弊害が大きいのではないかと感じている。当局に言わせれば、「福田議員は現状を知ってるのか、予算さえ組めない状態だから甘いことはいえない。」との言葉が返ってきそうであるが、もう少し全体を見た運営が必要ではないかと感じている。

ひとづくりは、大変な労力と時間が必要であるが、今こそ、人材を人財に変える投資が必要ではないか。

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